BRAND NEW HAWAII
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はじめまして。ハワイに魅入られ渡航歴は100回以上。ガイドブックやコラム執筆、ブログやインスタグラムで、その魅力や情報、過ごし方などを旅行者目線でお届けしています、小笠原リサと申します。私にとってハワイは、世界でいちばん居心地のよい島であり、癒しとパワーの充電スポット! 海で心身を浄化し、山で深い癒しを感じ、空の青さと眩しい太陽に力をいただく。ハワイの人はみんな笑顔。その表情を見ていると、穏やかな気持ちになっていきます。そんなハワイに初めて行かれる皆さまに、まずは王道スポットを丸ごと、そして今行くべき新しいお店をご案内したいと思います。現在は円安なので、「満足度はそのままにお得に楽しめる」こともポイントとして、4泊6日ベースでモデルプランを考えてみました。ハワイの魅力を感じていただけますように。
2023年2月16日に発売する新刊『BRAND NEW HAWAII』でも、4泊6日のモデルプランを紹介。スポットのより詳しい情報を掲載しています。そのほかハワイの最新グルメ・ショッピング情報、唯一無二の美しい自然の魅力などを、ハワイ渡航歴100回を超える筆者が旅行者目線でお届けしています。ぜひ、こちらからチェックしてみてくださいね!
目次
到着後、ホテルに荷物を預けたら「アラモアナセンター」へ直行。およそ350もの店舗が集まるオアフ島最大の買い物スポットです。雑貨やコスメ、洋服などなんでもそろうので、お気に入りがきっと見つかるはず。
時間がかかるおみやげ探しも、初日にある程度見つけてしまえば、バタバタせずに済みますよね。ショッピングを楽しみながら、おみやげも調達してしまいましょう。
カジュアルに楽しむなら「マカイ・マーケット・フードコート」へ。2022年10月にオープンしたばかりの日本未上陸ファストフード「チックフィレイ」は特におすすめ。チックフィレイは、チキンサンドで有名な全米で大人気のチェーン店。オアフ島初進出とありロコも大注目です。
優雅なランチなら、デパート「ニーマン・マーカス」内にあるマリポサへ。テラス席からはアラモアナ・ビーチパークを見ることができます。
ショッピング後はワイキキに戻りホテルにチェックイン。さて、初日のディナーはどこへ行きましょうか? ここで活用したいのが、お得に楽しめるハッピーアワー。
ビール好きさんならワイキキの「ヘブンリー・アイランド・ライフスタイル」(ハッピーアワー16:00〜18:00)がおすすめ。ローカルビールの種類が豊富です! ローカルビール以外にもカクテルが充実しており、特にミモザが人気。さらにガーリックシュリンプなど、フードメニューもリーズナブルに楽しめますよ。
時差もあり、1日が長い到着日は、早めの就寝がお約束。これで時差ボケも防げますよ。
2日目の朝は早起きして「ダイヤモンドヘッド」へ。山頂への道は日陰が少ないので、涼しい時間帯がおすすめです。現在は予約制になっているので事前にネットで予約しておきましょう。頂きからの景色は息をのむほどの美しさ。爽快感にあふれた清々しい1日のスタートです。
土曜日にダイヤモンドヘッド登山をすると、下山後、麓の街で行われている「KCCファーマーズ・マーケット」に行くこともできます。ローカル感たっぷりの空間に100もの店舗が並び、食べ歩きやおみやげ買いを楽しめます。
余力があれば移動して、「カカアコ・ファーマーズ・マーケット」へハシゴしてもよいかもしれません。こちらは現在、オアフ島最大級のファーマーズ・マーケットでとても賑やか。出店しているお店も異なりますし、雰囲気の違いを感じることができますよ。
土曜日以外であれば「ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル」での朝食はいかがでしょう。クリームチーズがゴロゴロ入ったブルーベリークリームチーズスコーンは昔からの大定番! プレートランチもおすすめです。
やっぱり訪れたいのはワイキキ・ビーチ。ワイキキ・ビーチとは8つのビーチの総称なのですが、ザ・ワイキキな景色が楽しめるのは、デューク・カハナモク像のある「プリンス・クヒオ・ビーチ」。像の前で記念撮影も忘れずに! タオルやビーチグッズを貸し出しているホテルも多いので、宿泊先のサービスをチェックしておくと◎です。
ビーチ遊びで小腹が空いたら、近くにある「ロイヤル・ハワイアン・センター」を訪れてみましょう。おすすめは「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」。スパイシーアヒ ポケ ボウル(ハワイ風マグロ丼)は絶品! ひんやりおいしいアサイーボウルもありますよ。
フードコート内にあるファストフード「レイジング・ケーンズ」も捨てがたいです。日本未上陸のささみフライドチキンのお店は、ハワイで店舗拡大中の人気店です。
自然を満喫したあとは、スーパーマーケット巡りはいかがでしょう。絶対押さえておきたいのは「ホールフーズ・マーケット」。カカアコにあるクイーン店は品揃えもバツグンです。特に人気なのはオリジナルエコバッグ。お値段が手頃で軽いのでおみやげにぴったりです。
ベジタリアンスーパー「ダウン・トゥ・アース 」はヘルシー志向の方におすすめ。トロピカルフルーツを購入してもよいですし、体に優しくおいしいものがたくさんありますよ。
夕食は「ホールフーズ・マーケット」や「ダウン・トゥ・アース」のデリを活用したお部屋ごはんを。円安の今、スーパーのデリは強い味方。好きなものを好きなだけ購入できますし、お財布にも優しい。ラナイ(ベランダ)でハワイの風を感じながら楽しむ食事がまた心地よいのです。
この日は、朝から人気の街「カイルア」へドライブ! ワイキキから車で30分ほどの所にある小さなビーチタウンです。移動はレンタカーがあれば便利ですが、ワイキキからバスで訪れることもできます。バスの場合はカイルアタウンで降りたあと、レンタサイクルを借りるのがベストです。
絶対訪れたいのは、カイルアの名店「ブーツ&キモズ」。街から少し離れたショッピングセンター内にありますが、足を延ばす価値あり! ここでしか食べられない味に、世界中から旅行者が集まります。クリーミーなソースたっぷりのマカダミアナッツ パンケーキは想像以上のおいしさです。
タウンに着いたらショップ巡りスタート! 個性あふれるショップが立ち並び可愛さ満点! 徒歩で回れるコンパクトさも嬉しいポイントです。セレクトショップ「オリーブ・ブティック」、焙煎所を兼ねたコーヒー店「チャドロウズ」は必見なので立ち寄ってみて。今年オープンした「ジリア」も要チェックです。お気に入りの1着がきっと見つかるはず。カイルアには可愛いカフェやレストランがたくさんあるのでランチには困りません。
カイルアに来たならビーチは必ず行ってみてください。サラサラの砂浜にターコイズブルーの海が広がります。なかでも「カイルア・ビーチ」は、更衣室やお手洗い完備なので安心です。
時間が許せばさらに「ラニカイ・ビーチ」を目指してはいかがでしょう。小道を抜けると見える海の色は、息をのむ美しさ。カイルア・ビーチから車で5分ほどです。
夕食はホテルへの帰り道で「パイオニア・サルーン」のプレートランチをピックアップしましょう。日本人オーナーが経営しているこちらは、長年愛されてきた人気店。メニューはどれもリーズナブルで満足感大! リブアイステーキやグリルサーモン、ポークジンジャーなど豊富なメニューはどれも日本人好みの味です。シャワーを浴びてスッキリしたら、お部屋でくつろいでディナーを。
ステーキの名店「ウルフギャング・ステーキハウス」で最近スタートした朝食メニュー。アボカドトーストやエッグベネディクトなどの定番朝食はもちろん、朝からステーキもいただけます。ディナーより価格がぐっとリーズナブルなのもポイントです。
ハワイのプールサイドでくつろぐ時間は最高の贅沢。ビーチチェアに寝転んでドリンクを楽しめば、たちまちリゾート気分に。プールに入らなくても読書をしたり、ただうとうとと時間の流れを感じたりするのもよいですね。心からリラックスできる時間です。
プールサイドでのんびりしたら、ハレクラニ前にある小さなビーチ「グレイズ・ビーチ」にある「カヴェヘヴェへ」へ。ここはパワースポットとして知られています。淡水と海水が混じり合う場所で、古来より癒しの力があると信じられてきました。少しひんやりしています。海水に足をつけるだけでも癒されるかも?
ワイキキ西側にある「フォート・デルッシ・ビーチ」は波の穏やかなのんびりしたビーチです。近くの「むすびカフェ いやすめ」でスパムむすびを買って出かければピクニック気分。
3時のおやつにはビーチ脇の「バナン・ワイキキショア」へ。バナナを使ったなめらかなソフトサーブは乳製品不使用。ヘルシーでおいしいひんやりスイーツです。
また、5分ほど行けば老舗フルーツショップ「高橋果実店(ヘンリーズ・プレイス)」も。ここのソルベやアイスクリームはフルーツの味が濃い! 多くの旅行者が立ち寄る有名店です。
夜はちょっとおめかしして「ハレクラニ」館内にあるオープンテラスのレストラン「ハウス ウィズ アウト ア キー」へ。17:30から始まるフラショーは、うっとりと心惹かれるエレガンスさ。暮れゆく空を眺めながらハワイの美しさに酔いしれてください。特別な空間で旅を振り返りながらラストディナーを。
友達や自分用のおみやげに買い忘れはありませんか? ドラッグストア「ロングス・ドラッグス」は24時間営業なので安心。お菓子やコスメ、コーヒーなどおみやげにぴったりなものが揃います。
ハワイのコンビニ「ABCストア」も強い味方。特に、ワイキキビーチウォークの38号店はデリもある広い店舗で、ハワイ限定アイテムもたくさんあるので便利です。
帰国日の朝は散歩も兼ねて、ロイヤルハワイアンホテルへ。ホテル内のベーカリーカフェで朝食をいただきましょう。緑が美しいテラス席は、朝の光と鳥のさえずりが心地いいです。バナナマフィンやクロワッサンなど、ホテルメイドのペイストリーをほおばって。
名残惜しい気持ちをおさえてチェックアウト。空港へ向かいます。
4泊6日のモデルプラン、いかがでしたでしょうか。多くの旅行者が心を奪われ、トリコになる楽園ハワイ。初めてのハワイが、記憶に残る旅になりますように。
監修:地球の歩き方
ハワイ本の人気著者、小笠原リサが旅行者受け入れを本格再開したハワイへ! 変化を遂げた「ブランニュー・ハワイ」の最新グルメやショッピング情報、唯一無二の美しい自然の魅力などを、ハワイ渡航歴100回を超える著者が旅行者目線でお届け。自ら体験した今いちばん新しいハワイを詰め込みました。予約受付中です!