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言葉も違うし食文化も違うのに、なぜか親近感を感じてしまう。
近くて、近い国「台湾」。
その歴史的背景から、様々な国の文化が混ざり合い、レトロな建物と近代的な建物が混在する、独特な街並みと雰囲気はここでしか感じられません。
海外旅行初心者にも最適な間口の広さを持つ台湾を満喫するために、知っておきたい人気観光スポットや飲食店、ホテルを紹介していきましょう。
目次
沖縄の南西に位置し、九州とほぼ同じ面積を持つ「台湾」。
日本からのフライト時間は1時間半から4時間と短く、日本語が通じる機会が多いことや台湾と日本で使われている漢字が似ているため、意思疎通もしやすく、気軽に観光できることも魅力のひとつです。
ポルトガル人によって発見され「フォルモサ(Formosa/ポルトガル語で美しいの意味)」の別名で呼ばれ、ヨーロッパ諸国、日本を含めた様々な国の統治下だった歴史から、統治されていた国の文化が混ざり合い発展し、台湾独自の文化を形成しました。
日本の統治時代の建物もいまだに数多く残っています。
食文化も中華料理をベースに、独自のアレンジを加えて発展し、美食の国としても有名です。小籠包などは日本国内でも広く親しまれています。
台湾は1年を通して、日本よりも温暖な気候です。
台湾本島の中央を横切る北回帰線を挟んで北が亜熱帯、南が熱帯地域と気候が変わります。長い夏と短い冬はありますが、はっきりとした四季はありません。
日本と比べて気温と湿度が高いため、日本の同時期よりも少し薄着になれるように、準備していくといいでしょう。
紫外線も強いため、帽子やサングラスの準備も忘れずに。
ただ、屋内の施設や公共の乗り物内の冷房は効き過ぎているため、夏でも羽織れるものを用意しておきましょう。
日本より雨が多く、特に梅雨や台風シーズンは急なスコールが頻繁に起こるため、レインコートや撥水加工の施されたウインドブレーカーなどもあると便利です。
人気観光スポットである夜市は椅子やテーブルが汚れていることもあるため、カジュアルな服装で出かけましょう。
季節ごとの目安の服装としては、以下を参考にしてください。
気温やお勧めの服装をリアルタイムで知りたい方は、こちらのページも見てください。
台湾を満喫したいなら、暑さがしのぎやすい10月〜5月がお勧め。冬は比較的天気が安定している南部がおすすめ。北部なら3〜5月が晴れの日が多く、心地いいです。
観光客が少ない時期なので、混雑も回避できます。8月~9月は台風シーズンなので、要注意です。
日本と台湾の時差はほとんどなく、日本の方が1時間だけ進んでいます。
台湾が4月1日 09:00であれば、日本は同日 10:00となります。
台湾には「台北松山空港」・「台湾桃園国際空港」・「高雄国際空港」・「台中国際空港」と、主要都市それぞれに国際空港があります。
日本各地の空港から台湾の主要都市への直行便が出ており、フライト時間は東京からは約4時間、大阪や福岡からは2〜3時間、沖縄からは1時間半ほどです。
2023年2月時点では、日本からの入国規制はありますが、観光目的でも入国できます。
台湾入国後のPCR検査・隔離は廃止されましたが、7日間は自主防疫期間が必要。
屋外では基本的にマスクの着用規定はありませんが、屋内ではマスクの着用が推奨されています。
台湾を観光するなら、観光スポットが集まる4つのエリア「台北・台中・台南・高雄」を必ず押さえておきましょう。
各エリアの魅力を把握して、観光プランを組み立てれば、台湾を遊び尽くせるはずです。
台湾本島北部に位置する「台北」。
台北は台湾の経済・政治・文化の中心地であり、台湾の最先端の技術と流行が集まるエリアです。
約500mの高さを誇る台北のランドマーク「台北101」をはじめ、近代的な商業施設や建物も多く、ショッピングも満喫できます。
それだけでなく、台湾グルメを食べ歩きできる「夜市」、台湾ならではの異国情緒を感じられる人気観光スポット「九份」も台北にあります。
観光・グルメ・ショッピングと旅行の楽しみが凝縮された「台北」は、初めて台湾観光する方にピッタリの観光エリアです。
台湾の西側中部に位置する、台湾第3の都市である「台中」。
日本統治時代の建物や古い居住区をリノベーションしたフォトジェニックなスポットやオペラハウスや美術館があり、オシャレな空間とアートを楽しめるエリアです。
自然景観と文化遺産も数多く残っており、絶景スポットやパワースポットも「台中」の見どころのひとつ。
台北や高雄から1時間で移動できるため、台北や高雄に旅行の拠点があっても日帰りで観光できます。
台南は最初の首都が置かれた都市であり、17世紀にオランダが統治の拠点、日本統治時代にも政治の中心となった場所です。
そのため、オランダ・日本統治時代に建てられたお城や施設が数多く残っています。
古い家屋も残っており、その美しくも古い街並みから「台湾の京都」と呼ばれることもあります。
台湾の歴史的建造物やレトロな街並みを楽しみたい方に、お勧めの観光地です。
台湾南部に位置し、貿易港を擁する「高雄」。
台北に次ぐ大都市で、「高雄」の中心地には高層ビルが立ち並び、地下鉄や路面電車など交通手段も充実しています。近年はアートを前面に押し出し、若い人を中心に人気の渡航先になっています。
日本統治時代に栄えた市街地や中国統治時代の建物だけでなく、貿易拠点として栄えたため、欧風建築の旧領事館や教会が残っていることも特徴のひとつです。
また、海に面しているため、海鮮グルメも楽しめます。
台湾各地に各時代の各国の建物が残ることや、様々な国の文化が混ざり合っていることもあり、見どころが多い「台湾」。
魅力的な観光スポットの中でも、台湾を満喫するためには絶対に外せない、人気の観光スポットをご紹介。
この記事で紹介した観光スポットに行かないと、台湾は語れません。
台北の北郊外の外雙渓にある国立故宮博物院は、おもに中国の歴代皇帝が所有していた宝物や芸術品を所蔵する中華文明の殿堂。
収蔵品は69万点以上にのぼり、そのすべてを見るには8年以上はかかるといわれる、中華文明のコレクションにおいては世界一の博物館です。
台北でいちばん有名な夜市。
メインの建物である士林市場の地下はグルメ屋台が集まる美食区で、各店が用意するテーブルでさまざまな夜市グルメを食べられます。
九份は台北の東北約30kmに位置する山あいの小さな町。
1893年に金鉱が発見され、空前の繁栄を誇りますが、金鉱脈が尽きるとともに急激にさびれてしまいました。
ところが、大ヒットした台湾映画『悲情城市』のロケ地になったことで人気観光地となり、近年はノスタルジーあふれる古きよき町並みに出合えるとして、外国人観光客にも絶大な人気を誇っています。
市街地の北、左營區にある面積約7ヘクタールの淡水湖で、龍と虎が待ち構える龍虎塔はあまりに有名。
トンネルになっている龍と虎の内部には、仏教説話の壁画が描かれていて、龍から入って虎の口から出ると罪が浄化されるという言い伝えがあります。
また、湖畔を歩き、春秋閣などの中国式楼閣や孔子廟などを巡るのもお勧めです。
淡水はかつての名前を扈ホオベエ尾といい、台北を流れる淡水河の河口に開けた港町。
17世紀にスペイン、オランダが上陸し、19世紀にはイギリス領事館がおかれるなど、古くから西洋の影響を受けてきました。
そのためか町全体に異国情緒が漂います。
抗日戦争や共産党軍との戦いで国民党政府のために戦死した約33万人の霊を祀り、1969年に創建された廟。
美しい色彩の中国宮殿式の建物が本殿で、北京故宮の大和殿を模して建てられたといいます。衛兵の交代式は一度は見ておく価値があります。
台北101は台北の経済の中心地信義エリアに2004年に建てられた超高層ビルで、正式名称は「台北国際金融センター(臺北國際金融大樓)」です。
台北101は、地下1階~地上6階までがショッピングセンターになっていて、5階のチケット売り場で入場券を購入し、高速エレベーターに乗って89階の台北101展望台に行けます。
高美湿地は絶滅危惧種の動植物が生息する野生生態保護区。
湿地にはおよそ500mの木道が渡してあり、先端以外から湿地内に入ることは禁止されています。
周辺には海から吹き付ける風を利用した風力発電の施設が立ち、独特の景観をつくり出しています。
清代の乾隆3(1738)年創建、約280年の歴史をもつ台湾で最も有名な寺院のひとつで、四合院の伝統をふまえた宮殿式建築。台湾の寺廟の常で、龍山寺も神仏混交です。
観音菩薩が正殿の主祀ですが、道教の媽祖、関帝、月下老人などの文武諸神も多く祀られています。ぜひ台湾の参拝方法で参ってみましょう。
高雄市内に2008年に完成した「美麗島駅」。
2012年「世界で最も美しい地下鉄の駅」では世界第2位に、2014年アメリカのCNNトラベルで、アジア1位に選ばれた、台湾の高雄を代表する美しい駅。
世界最大級のステンドグラスアート「光之穹頂(光のドーム)」は必見です。
国共内戦後大陸から逃れてきた人々を収容するため造られた居住区が台湾各地にあり、眷村と呼ばれています。
ここは日本統治時代の倉庫を利用した軍人用の眷村(けんそん・台湾以外の場所から来た外省人が居住していた集落)のひとつで、おしゃれなカフェやショップが入ったリノベーションスポットとして人気。
嶺東科技大学のそばにある眷村。
一帯の建物は老朽化が激しく取り壊される予定でしたが、壁や道路を独創的な絵で彩ったアートな住宅街に変身して評判に。
ペインティングを施したのは1924年生まれの黄さんです。
今では観光スポットとなり、保存が決定しました。
行天宮は関帝廟で、祀られている関帝は三国時代の英雄の関羽です。
関羽はたぐいまれな武将で、武神として祀られていますが、信用の神すなわち商業の保護神としても信仰されており、多くの人の信仰を集めています。商売を営まれている方は一度参ってみてはいかがでしょうか。
台湾グルメといえば「夜市」で楽しむのが鉄板ですが、「夜市」以外の飲食店にも訪れてみましょう。
ここからは台湾の数ある飲食店の中でも、特に人気が高い飲食店を紹介していきます。
1927年築の宮原眼科という病院の建物をリノベーションしたお土産屋兼レストラン。
パイナップルケーキをはじめ、バラエティ豊かな伝統菓子を販売しています。
商品ごとにデザインが異なるパッケージも魅力的。
アイス店も併設されています。
2階には60種類以上もの台湾料理が楽しめるレストラン「醉月樓」があり、お菓子やアイスだけでなく、ランチやディナーも楽しめます。
創業以来50年以上地元の人から愛される牛肉麺(にゅうろうめん)はボリューム満点です。
紅燒牛肉麵(醤油ベースの辛口スープ、240元)と清燉牛肉麵(牛骨塩味スープ、240元)はクセがなく食べやすいため、チャレンジする価値のある逸品です。
崋山市場の2階にある、開店前から行列ができる超人気の朝食店。
朝食時は市場の外まで行列ができ、2時間待ちということもあります。
濃厚でなめらかな口当たりの豆漿(豆乳・30元)は絶品。
各地に魅力的な観光スポットが点在する「台湾」。
多くの観光スポットを巡るためには、アクセスが良い宿泊施設を拠点にするのがお勧め。
観光地として人気が高い台北に絞って、お勧めの宿泊施設をご紹介。
台北万華区に位置する「シーザー メトロ 台北」。
洗練されたデザインの部屋と、窓から広がる台北の素晴らしい夜景が魅力的なホテルです。
MRT「龍山寺駅」まで徒歩わずか3分と駅までのアクセスも良く、観光の拠点にもピッタリ。
台北の中心、台北駅の目の前にある「シーザーパークホテル」。
MRT阪南線・淡水線「台北駅」の出口と直結しており、台北市内の観光スポットやショッピングスポットへのアクセスは抜群です。
新光三越デパートに隣接していたり、地下にはレストラン街があったり、ホテル周辺にも飲食店が多かったりと、ホテル内とホテル周辺だけでも楽しめるほど、便利な立地にあります。
滞在中の相談は台北の観光やグルメ情報に精通したコンシェルジュにおまかせ。
最上階のヘルスセンターには台北を一望できる屋外温水プールや大浴場(6:00〜24:00)を完備しています。
台北のランドマーク的存在として知られる中国宮殿式の豪奢な建物。
日本統治時代、剣潭山に建てられた台湾神宮の跡地を利用し、「台湾大飯店」として1952年に開業した。
様々な国の文化が融合し発展した独自の文化と、色んな国と時代の建物が混在する街並みが魅力の台湾。
そんな台湾の魅力を満喫できる観光スポット・飲食店・ホテルを紹介してきました。
異国情緒とノスタルジーを同時に感じられる不思議な国・台湾を最大限楽しみたい方は、ぜひこの記事を参考に観光プランを組み立ててください。