第5話「タイランド・ビエンナーレ&アカ族 inチェンライ」アート巡りやアカ族の村の取材レポートもチェック!
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テレビ大阪・BSテレ東ほかで放送中の「ドラマ 地球の歩き方」。次の舞台はタイ。アートに造詣が深い、俳優・森山未來がタイのアートに触れながら「アートとは何か」を見つめ直す旅へ。 第3話は、プーケットのレムトゥッケ村でウーラックラウォイ族の人々と共に生活を営み、タイでの旅を振り返ります。
タイアート巡りの旅を終えて半年後…久しぶりに未來さんから連絡がありプーケットへ。
プーケット空港で車をチャーターして、向かった先はレムトゥッケ村。
レムトゥッケ村には、漁業を営んで生活する民族ウーラックラウォイが暮らしています。元々は、タイ~マレーシア~インドネシアの海を漂流していた海の民。彼らは60年以上前から、レムトゥッケ村に定住し漁業をしながら暮らすようになったのだそう。
村に到着して歩いていると、村人の方と一緒に何やら作業している未來さんを発見…!
実は、タイ最北端の地・チェンライの旅で出会ったアカ族の方たちが、今の“文明”と大事にしてきた“習慣”を上手く合わせて暮らす姿を見て、「もっと知りたい」と感じて南の海を目指し、最終的にレムトゥッケ村に辿り着いたと話してくれた未來さん。
「ここで生活してみたい」と考えていた時、オンさんとオウムくん親子と出会い、お世話になることになったのだそう。部屋には、これまでの旅で出会った方たちからの思い出のグッズも飾られていました!
未來さんが“師匠”と呼ぶケムさんから銛漁(もりりょう)を教わったそう。ケムさんは10代の頃から50年以上も銛漁をされている地元のベテラン漁師! 時代が変わり漁も多様化するなかで、ケムさんは今までずっと銛漁を守り続けています。
ケムさんの船に乗って未來さんも漁に出ましたが、この日はお目当ての大きい魚は釣れず。夜が明けて、再挑戦! すると…銛(もり)で大きな鯛を仕留めることに成功!村人たちに持ち帰り、鯛を調理してもらいました。
「初めて釣れたことをお祝いしよう」と地元の方たちが提案してくれ、伝統の舞踊を踊ることに! ウーラックラウォイ族は、祝い事などがあった時に「ロンゲン」という舞踊を披露する伝統があります。
タイの伝統舞踊は、太鼓や木琴などの楽器の演奏に合わせて踊ることが特徴。地域の人々の生活を表現したものが多く、地域によって種類や特色が異なります。
レムトゥッケ村で、村人の生活に根付いた漁の仕事や伝統のロンゲンを経験したことで、「自分のなかで何かひとつ満たされたものが生まれた」と振り返り、タイアート巡りから始まったタイの旅を終えました。
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