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今回お届けするのは、タイのおとな向け女子旅。訪れたのは日本から直行便で約6時間、成長著しいタイの首都で東南アジアきっての大都市バンコク! 華やかなにぎわいと下町の雑多な街並みがミックスされた活気あふれるこの街を歩けば、明るくて人なつっこい笑顔、ハーブやスパイス香るグルメ、カラフルな寺院など魅力的なものに出合えます。今回は、そんなバンコクを巡る3泊5日のモデルプランをご提案!せっかくなので滞在先にもこだわって、2020年末に開業してからずっと気になっていたホテル「フォーシーズンズホテル バンコク アット チャオプラヤー リバー」を拠点としてお届けすることにしました。ラグジュアリーで都会的なホテルはおとなの女子旅にぴったり。チャオプラヤー川沿いを満喫するバンコク旅へ! さぁ、出発です。
目次
ホテルへチェックインしたら早速、街へ。「サヤーム・スクエア」周辺はバンコク1のショッピングエリア。夜も元気な街なので、到着が遅めでもしっかり遊べますよ! こちらのエリアと一緒に立ち寄れる観光地もチェックを。
ホテルから徒歩10分の距離にある隠れ家カフェで、まずは旅の作戦会議からスタート! 一歩中に入ると外からは想像もつかないような世界。アンティークな家具や螺旋階段が印象的なこちらで、オレンジ色が鮮やかな甘いタイティーを飲めば、バンコクにいるのを実感!
タイシルクの有名ブランド「ジム・トンプソン」創設者の元邸宅。今はショップやカフェ、レストランが併設された博物館になっています。園内はアジアンな雰囲気で居心地もよく、サイアムスクエア周辺まで徒歩圏内とアクセスもよし。大切な人へのおみやげにタイシルクをチェックです。
アパレルやコスメ、雑貨など流行りのアイテムが集まる大型商業施設。レストラン街には、いつも行列のプーパッポンカレー(カニカレー)の有名店「ソンブーン」も! 日本食のチェーン店も数多く入っていて驚きです。
なんといっても私のお目当ては、地下にある大型コスメショップ「EVEANDBOY(イヴアンドボーイ)」。色々なブランドのコスメを一度にチェックできます。チェーン店なので街の色々なところで見かけますが、ここは特に品揃えが豊富! そして狙うはタイコスメ。年中暑い国なのでファンデーションやパウダーのもちがよくておすすめです。注目ブランドはこちら!
・SRICHAND(シーチャン)
タイコスメの大定番といえば、落ちないルースパウダー! 自分用やおみやげに必ず買いです。
・Chat Cosmetics(チャットコスメティクス)
タイの有名メイクアップアーティストが立ち上げたブランド。顔のくすみを飛ばしてくるパープルのフィニッシングパウダーがおすすめ。携帯用のミニサイズをポーチにイン!
・EVERPINK(エバーピンク)
今、個人的に注目しているタイ発のヴィーガンコスメ。まだあまり知られていませんが、こちらも汗や水に強い! カバー力の高いティントスクリーン、落ちないペンシルタイプのアイシャドウ(目頭や涙袋、眉下のハイライトなどに大活躍)、ラメ感が絶妙なリップグロスなど使えるアイテムがいっぱいです。
シャネル、エルメスなどのハイブランドが並ぶ高級系デパート。いちばんのおすすめは、1階にあるホテルブランド「マンダリンオリエンタルバンコク」のショップ。ここを訪れるためにこのデパートに来ると言っても過言ではありません。実は、マンダリンオリエンタルのホテル内では焼き菓子などの一部商品しか売られておらず、メインショップはこちら。様々な種類の商品が売られているのです。煌びやかなスイーツや、美しいディスプレイは見ているだけでうっとり。
同階の一角あるスーパー「Gourmet Market(グルメマーケット)」では、食品系おみやげのチェックも忘れずに。タイティーやナッツなど、渡したらきっと喜ばれるおみやげがたくさんあります。なかでも私のおすすめはタイ産のロンガン(ライチのようなフルーツ)の蜂蜜。フルーティで東南アジアならではです。
バンコク最大のローカルマーケットは必見! 広大な敷地に洋服や雑貨、家具、家電までところ狭しと並んでいます。ホーローのランチボックスや、美しいセラドン焼き、カラフルな刺繍の小物入れ、サラサラな着心地のタイパンツなど……プチプラで心くすぐられるものがいっぱい。お店の方と値段交渉をしたり会話を楽しんだりしながら掘り出し物を探すのが醍醐味。広すぎて迷ってしまうので一目惚れしたらその場でゲットが鉄則です。
ランチはパッタイの有名店へ。甘味と酸味が絶妙なバランスのパッタイは暑い気候にピッタリ! 別添えで運ばれてくる生もやしや、テーブルに置かれたスパイスなどを足しながら好みの味でいただきます。果肉がたっぷり入った名物オレンジジュースも忘れずに。
お腹がいっぱいになったところで、川沿いの寺院巡りを。タイにはたくさんお寺があるのでどこに行こうか迷ってしまうかもしれませんが、初めてのタイ観光なら絶対に名前が上がるのがこちら。別名「エメラルド寺院」と呼ばれるワット・プラケオは王宮の敷地内にあります。金色に輝く寺院や、美しく描かれた壁画、西洋建築をとり入れた王宮は圧巻。巨大な涅槃像があるワット・ポーも、その迫力に驚くこと間違いなしです。
日が暮れてきたら、ワット・ポーのすぐそばにある「ワット・ポー・ピア」へ。チャオプラヤー川に面した撮影ポイントで、対岸にある「ワット・アルン」を眺めるベストスポット。夕日に照らされたその幻想的な姿と、船が川を渡る旅情あふれる様子に大感動! あぁ、旅をしていると感じる、強く心に残る景色に出合えます。
周辺には景色を楽しめるレストランもありますので、そこでのディナーも魅力的ですよ。
おとなの女子旅には、時間を贅沢に使う時間も取り入れたい! そこで3日目は、ホテルから一歩も出ずに、ホテルステイを心ゆくまで存分に楽しむおこもりデーに。朝はゆったりと流れる川沿いのレストランで朝食。ホテルスパやアフタヌーンティー、ホテルのアクティビティも魅力的。せっかくの女子旅なので、1日ゆっくりおしゃべりできる時間も大切に。ホテルの過ごし方やおすすめポイントは、次回の記事で紹介しますね。
日本への帰国便は深夜発が多いので、ギリギリまで遊び尽くせるのが嬉しいところ。チェックアウト後、ホテルに荷物は預けて街へ繰り出しましょう。最終日は、思い出写真をたくさん残しに絵になるスポットへ。
キラキラと輝くエメラルドグリーンの天井が幻想的な寺院。見上げていると吸い込まれそうな空間はまるで小宇宙のよう! ぜひ実際に見てほしい美しさです。敷地内に立つ、想像を超えるサイズの大仏もインパクト大。印象的な旅の思い出写真が撮れるはず。
川沿いに立つ最大規模の商業施設へ。シャネルやエルメスなどのハイブランドからH&Mなどのカジュアル系まで幅広いラインナップがそろいますが、せっかくなのでタイらしいものをチェック。
地下1階は、水上マーケットを再現したつくりになっていて、タイグルメや工芸品のお店がぎっしり。レストランもあるので、こちらでタイグルメを楽しんでも。また、ここだけの限定メニューがある1階のスターバックスも必見です。時期によって内容が変わるので要チェック!
おみやげなら4・5階の「Icon Craft(アイコンクラフト)」へ。タイ産のブランド品や、特産品が並びます。ここ数年タイコーヒーにハマっている私。タイコーヒーは酸味と苦味のバランスがよくて大好きなのですが、ここではタイ全土のコーヒーが手入るのが嬉しい! 色々なブランドがあるので香りなどを確認しながら購入しています。
アイコンサイアムから、船でチャオプラヤー川を渡りタラート・ノーイへ。船で観光すると、移動も楽しい! タラート・ノーイはユニークな壁画や味のある建築物など、異空間に迷い込んだかのような場所で、散歩しながら進んでいくと絵になる撮影スポットがいっぱいです。カメラマン気分で楽しんで。
小さな路地に立つ街角のカフェは、中に入るとその世界観にうっとり。花やフルーツをあしらったドリンクやデザートは、写真を撮らずにはいられないかわいさ! ドライフラワーがあしらわれた落ち着いた店内は、雰囲気も居心地も抜群でおしゃべりも弾みます。
旅の最後はおしゃれなバーで締めくくり。バンコクではルーフトップバーが人気で、色々な場所にあります。なかでも「シロッコ」は人気店のひとつです。足がすくむほどの高層階で、値段もハイ(笑)。夜景を見下ろしながらカクテルを飲んだら何とも贅沢な気分に。
ほかにも、世界のベストバー50にも選出されているフォーシーズンズホテル内のバー「BKK SOCIAL CLUB」もおすすめ。旅の最後の1杯を楽しんだら、そのまま荷物をピックアップして空港へ。
こうして夜まで旅を満喫したら深夜便で日本へ。スワンナプーム空港はアジアのハブ空港を目指すタイ最大の国際空港で、24時間営業のお店が多数。深夜でも開いているマッサージ店があるので、私は搭乗までの待ち時間にリフレクソロジーを受けています。飛行機ではゆっくり休めるように、最後まで抜かりなしです。
今回ご紹介した3泊5日のモデルプランを真似してみたいという方は、以下のフライトを参考にしてみてくださいね。タイ国際航空はフルサービスキャリア(FSC)、タイ・エアアジアはLCCとなり、チケット価格やサービスが異なりますので、ご自身にあったフライトを選んでみてください。
便名 | 出発空港 | 到着空港 | 出発時刻 | 到着時刻 | |
往路 | TG 641 | 成田国際空港 | スワンナプーム空港 | 10:50 | 15:20 |
復路 | TG 642 | スワンナプーム空港 | 成田国際空港 | 23:50 | 8:10(+1日) |
便名 | 出発空港 | 到着空港 | 出発時刻 | 到着時刻 | |
往路 | XJ 601 | 成田国際空港 | スワンナプーム空港 | 9:15 | 14:05 |
復路 | XJ 602 | 成田国際空港 | スワンナプーム空港 | 2:25 | 10:55(+1日) |
バンコクを満喫するおとなの女子旅3泊5日。今回の滞在の拠点となったフォーシーズンズホテルは、物流の大動脈として街の発展を支えてきたチャオプラヤー川にあります。決して透明感があるきれいな川ではありませんが、川沿いにはほかにもラグジュアリーホテルが建ち並び、独特な雰囲気があります。小船が行き来する様子を眺めていると、不思議と気持ちが落ち着いてくる……そう、ここには情緒があります。来てよかった!と思うこと間違いなしです。
次回は、チャオプラヤー川沿いでの「ホテルステイの楽しみ方」をお届けします。Have a nice trip!
監修:地球の歩き方
2024年6月現在、1バーツは約4.28円です。