大人女子のための韓国・ソウルの歩き方!「ザ・現代ソウル」のカフェ巡り
2024.2.2
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本場の小籠包が食べたい! と、台湾に初めて行ったのは今から20年前。もともとアジアの食が大好きな私は、すっかり台湾料理やスイーツ、何よりお茶に夢中に! ときおり訪れては、さまざまなお店を巡りながら台湾ならではの味わいを楽しんでいます。今回は最近注目している、台湾のいまがわかるお店&老舗店をピックアップ。リピ確定のスイーツ店や伝統的台湾フードのまでずらりとご紹介します。 また、お土産に人気のパイナップルケーキは、それぞれ特徴が違う3つのお店を選びました。どれも、必ずまた食べたいと思う魔法のお店ですよ。
目次
朝食は外で食べる習慣がある台湾。街を歩けば、早朝から元気いっぱい営業しているローカル店が数え切れないほどあります。地元の方に紛れて、相席でいただく朝食はまさに台湾を感じる瞬間。そんな旅の臨場感を感じることができるお店をピックアップしてみました。
1962年創業の老舗店。半世紀以上、台湾の朝を支えてきたお店です。お目当ては「台湾おにぎり」。まず驚くのは、想像以上のサイズ感! 甘みのある味付けの肉鬆(台湾式の肉でんぷ)に、とろ〜りチーズ、カリカリの揚げパンまで入っています。しかもお米は餅米。すごいボリュームですがチーズ好きにはたまらない。お腹いっぱいになりますよ。
ほかにも、台湾式卵焼き「蛋餅」、台湾式クレープ「焼餅」、中華まんじゅうなど台湾の代表的なメニューが揃っています。
【リサ的ポイント】
ドリンクは豆乳をぜひ! 甘味が強くキンキンに冷えていておいしい。どのテーブルでも注文されている人気メニューです。
朝から行列のできる超人気店。観光客も多い有名店です。こちらでのお約束は、台湾の定番朝食メニュー「鹹豆漿」。ほろっと柔らかな豆乳スープに、揚げパン、上にはネギとごま油が。揚げパンに優しい風味のスープがジュワァ〜としみ込んで、なんだかほっとする味なのです。さらに地元っ子に人気なのが、揚げた肉団子を中華風のパイのような燒餅に挟んだ「獅子頭蛋燒餅」。外はカリッと中はふわっとの肉団子が人気の理由です。
【リサ的ポイント】
「鹹豆漿」はサイズが大小2サイズから選べます。小さいサイズでもしっかり量がありますので、ふたり旅なら、小サイズをシェアしてほかのものもオーダーするのがおすすめ。
台湾はトーストサンドも人気。なかでもこちらは、炭火焼きのパンが香ばしくておいしいと評判で、しかもソースやピーナツバターも自家製というこだわり! オーダーは、台湾らしさ全開の「あまじょっぱい系」がマスト。ポーク、卵、チーズ、ピーナッツバターの組み合わせに、んっ? 正解? と疑いたくなりますが……これが意外にも合うという。ちょっとクセになる味ですよ。
【リサ的ポイント】
ドリンクはやっぱり台湾ティーで。甘さがあり飲みやすい台湾ティーはトーストサンドによく合います。暑い気候にぴったり!
台湾には心を満たしてくれるスイーツがたくさん。素朴なのに味わい深く、いくらでも食べられてしまう魅惑のアジアンスイーツにハマっています。
台湾にドーナツのイメージはあまりないかもしれませんが、侮ることなかれ! これがもう絶品! 外側はサクッと軽く、中はふわっと。砂糖とミルクパウダーがまぶされているのですが、甘さ加減も程よくて食べやすい。熱々ドーナツをその場で頬張るのがお約束です。
【リサ的ポイント】
初めてなら絶対に食べて欲しいのは王道のプレーン! ほかにもチョコレートやチーズ、カレーなどのフィリング入りもありますので食べ比べも楽しいですよ。
台湾の王道スイーツといえば、かき氷と豆花。この伝統スイーツが食べられ、店内も今どきな感じで、肝心の味もgoodという嬉しいお店がこちら。1番人気のミルクティのかき氷にタピオカと黒胡麻のパンナコッタがのった「珍珠奶茶冰」は必食。ほかにも台湾らしいマンゴーかき氷やタロ芋のかき氷なども人気です。どれも甘さ控えめでおいしい!
【リサ的ポイント】
ここでの注目はトッピングで注文できる杏仁豆腐! もっちりぷるるんと濃厚で初めての食感。パンナコッタも抜群においしい! ふるふる系食感のスイーツが得意なお店です。
臨江街夜市にあるこちらも外せないお店。ひんやり冷たい氷の上に、茹でたての熱々なお団子がのったかき氷です。お団子は胡麻団子とピーナッツ団子がありますが、2種盛りがおすすめ。お団子が冷めないうちに、氷が溶けないうちにと忙しい!(笑) でも、これが楽しいのです。見た目が真っ白で素朴なので一瞬「あれ?シロップは?」と思いますが、上品な香り漂う「金木犀のシロップ」が実はしっかりとかかっています。店頭に金木犀シロップとレモンシロップが置かれているので追いシロップもあり。大人におすすめのかき氷です。
【リサ的ポイント】
お団子は白玉よりしっかりした食感。私は何より中に入った胡麻餡とピーナッツ餡がおいしくてお気に入りに。氷はサラサラ系ではなく日本の氷に近い感じです。途中で味変するなら、レモンシロップをかけてみて! 味が締まって、また美味ですよ。
朝からお店の前には目を疑うほどの長蛇の列ができる人気店。8:30の開店少し前に行くのがおすすめです。オリジナルのパイナップルケーキはもちろんですが、ここでのお気に入りは「クランベリー入りのパイナップルケーキ」。クランベリーの酸味とパイナップルの甘味のバランスがよくて、サクホロのクッキー生地によくあう! おいしさの秘密はやっぱり素材。台湾産のパイナップルと、有機バターが決め手なんだとか。並ぶ価値ありです。
【リサ的ポイント】
バラ売りもされているのでひとつから購入できるのも嬉しい。お土産用途別に、現地での自分用スイーツとしても忘れずに調達を。
今っぽいパイナップルケーキならこちら。初めて行った人はきっと、お店の入り口を見つけるのに戸惑うはず。というのも、外から見るとまるでテイラーショップなのです。でも、奥へと進むとモダンなパイナップルケーキ店へ。心憎い演出がすてきな注目店、もちろん味もgoodです。
【リサ的ポイント】
ボックスのデザインがかわいすぎるので要チェック。一目置かれるお土産になりますよ。
台湾の方々がお祝いの席や贈答品などによく買うという、創業1890年の老舗メーカー。130年以上前からの長い歴史を持つ台湾で愛されてきた味です。金色のボックスが華やかで、きちんと見えするので、目上の方へのお土産にもぴったり。味も上品ですよ。
【リサ的ポイント】
空港に売っているので、出国前ギリギリにお土産を買い足したいときに便利。お土産店にはたくさんのパイナップルケーキが売られていますが、間違いない有名メーカーです。
そうそう! それから最後に忘れちゃいけないのが! 台湾といえば小籠包。
毎回、色々な場所を食べ歩くので、なかなか絞れないのですが(笑)カジュアルという名にふさわしく、とにかくおいしい隠れた名店をご紹介しますね。
臨江街夜市の近くの路地に佇むローカル感強めの小さなお店。メニューは小籠包に焼売、酸辣湯の3種類とごくシンプル。ここの小籠包が絶品なのです。薄い皮にジューシーで旨みたっぷりの餡。湯気を立てながらやってくる蒸し立ては最高のひと言。手際よく皮を伸ばして餡を包んでいく笑顔あふれる職人さんと、黙々と蒸す実直なご主人。あったかい雰囲気が味にも出ています。
【リサ的ポイント】
こちらで小籠包をいただいてから、近くにある「御品元冰火湯圓」で金木犀のかき氷を食べるコースがテッパン。歩いて移動できる距離なのでセットで楽しめますよ。
たくさん食べても胃にもたれず、体も心も満たしてくれる台湾のカジュアルグルメたち。活気あふれるローカルの方々の暮らしぶりを垣間見ながら、とっておきを味わえばエネルギーが湧いてくるようです。旅して、食べて、元気になる!そんなアジア旅を、ぜひ楽しんでくださいね。では、行ってらっしゃいませ。
監修:地球の歩き方