【台湾】台南のおすすめ観光スポット10選！レトロな町並みを楽しみつくす

台南の町なかに建つ赤崁楼は、もとはオランダ人により建てられた城であったが、震災や政権の変遷などにより改築され、現在の独特な姿となった。海神廟と文昌閣に分かれており、海神廟からは周辺の景色も楽しめる。

三国志の英雄、関羽を祀る廟。台湾最古の武廟として知られ、厚い信仰を集めている。廟内には多くの神像や歴史的な品々が展示されている。台南の繁華街からも近く、観光の合間に立ち寄ることができる。

台南の孔子廟は、孔子を祀る廟としては台湾で最も古く、「至聖先師」と称される孔子の精神を敬う場所。1675年に創建されたが、その後何度も修復が行われその姿を残している。廟内にある「至聖先師牌」は台湾の教育の象徴ともいえる存在であり、敷地内にはその他にも歴史的価値が高い彫刻や石碑が点在している。また、孔子廟周辺には緑豊かな庭園が広がり、静かな散策コースとしても楽しめる。

安平古堡は、かつてオランダ東インド会社により築かれた要塞跡で、敷地内には博物館がある。古堡の周辺には安平老街という趣のある町が広がり、古きよき台南を満喫することができる。

徳記洋行とは、かつてイギリスの貿易商が設立した貿易会社のこと。敷地内の倉庫として使われていた建物がガジュマルの木に覆われて独特な景観となり、今では安平樹屋と呼ばれている。

花園夜市は台湾を代表する夜市のひとつ。毎週木・土・日曜に開催され、屋台がのぼりを掲げている。活気がありにぎやかな雰囲気だが、テーブルがある屋台もあるため台湾グルメをゆっくりと堪能できる。

國華街には、伝統的な商店や市場が並び、台湾のローカルな雰囲気を味わえる。地元で愛されるグルメが豊富で、牛肉湯やサバヒー粥、棺材板（グァンツァイバン）などを楽しむことができる。

台南の神農街は、趣ある家屋が建ち並ぶノスタルジックな通り。かつては問屋街として栄えたが、現在はカフェや雑貨店が立ち並ぶ人気のスポットとなっている。

台南市美術館2館は、モダンな建物が印象的な現代アートの美術館。建物は、上空からみると鳳凰花をイメージした五角形になっている。

林百貨は、もとは日本統治時代に建設されたもので、2014年に再オープンしたレトロデパート。特産品のほか、オリジナルグッズなども販売している。屋上は展望台となっており、当時の神社も残されている。

今回紹介した10のスポットは、台南でぜひ立ち寄ってほしい場所ばかり。台南の豊かな文化と歴史を感じながら、特別な旅のひとときを味わってほしい。