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Vol.06 前編 鈴鹿央士 Interview「旅先の決め手は“見たい景色があるかどうか”」~MY TRAVEL STORY~

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年9月18日
公開日
2026年9月18日

いま旬の“あの人”が「旅」をテーマに語るインタビュー連載。第6回は、俳優、「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍する鈴鹿央士さん。前編では、2024年のロンドンへの短期留学やイタリア旅の経験を語ります。

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――鈴鹿さんは2年程前にイギリス・ロンドンに留学の経験があるそうですね。

そうなんです。1ヵ月ほど、語学留学しました。ロンドンは本当に楽しかったです。平日はずっと学校に通っていましたが、放課後は友達と美術館や博物館を巡ったり、土日は買い物に出かけたりもして。基本は学校近くのロンドン中心部のコベントガーデンやウォータールーのあたりで、よくその周辺をぶらぶらしていました。たまに少し足を延ばしてメイフェアまで行き、ハイドパークを歩いたり、リージェントパークにも行きました。大きい公園をゆっくりと歩くのが好きなんです。それとカメラが趣味なので、カメラ屋さんに寄ってフィルムを買うこともありました。一度、撮った写真を現像してもらったこともあります。

 

――現地でフィルムを調達することで、不都合はなかったですか?

それは全然なかったです。ただ、現像に関しては日本でお願いするのとはかなり違う色味の仕上がりでした。でも、それも含めて経験としてすごくおもしろかったです。きっと現像の機械も日本とは違うんでしょう。

――フィルムカメラにこだわる鈴鹿さんならではのエピソードですね。やはり旅では写真を撮ることも醍醐味になりますか。

そうです。とくに海外の場合は、写真を撮ることが旅の目的のひとつになります。日本にもすてきな場所はたくさんありますが、海外はやっぱり建物や街並みの雰囲気がまったく違いますし、街の人たちも撮りやすいですから。

ロンドンでの写真(本人撮影)

――留学中にイタリア旅行もされたとか。それは初めから予定されていたのでしょうか。

イタリアにはずっと行きたいと思っていたので、ロンドン留学を決めた時点で、“この期間にイタリアにも行こう”と決めていました。完全に一人旅だったので、オミオ(ヨーロッパ全域の鉄道・バス・飛行機をまとめて検索、予約できる交通アプリ)を使って移動しました。ミラノに1泊、ヴェネツィアに3泊して、ローマに2泊、トスカーナのフィレンツェにも4泊しました。なかでもフィレンツェがいちばん行きたい場所だったので、そこをメインにスケジュールを組みました。フィレンツェでは初めて海外で車を運転したんです。宿泊していたシエナから南のほうに車を走らせて、すごくいいドライブになりました。

――ドライブは現地で思い立ったものだったのですか?

これは初めから決めていました。アッパス・キアロスタミ監督の映画『トスカーナの贋作』(2010年公開)の影響なんです。主人公の男女が車でトスカーナの街を巡る作品で、車中のシーンが長く続くんですけど、ふたりがイトスギが立ち並ぶトスカーナらしい田園風景を眺めながら話している光景が印象的で。僕もその景色を実際に見たいと思っていました。ローマは2泊しましたが、熱中症になってしまったようでベッドから起き上がれなくて……。バチカン美術館にだけはなんとか行きましたが、それ以外はずっとホテルで寝ていました。本当の意味で“ローマの休日”でした(苦笑)。

フィレンツェでの写真(本人撮影)

――ロンドン、イタリアでは、どんなベストショットが撮れましたか?

たくさんあって迷いますが、ロンドンで僕が好きなのは、大英博物館の列に並んでいるときに、子供ふたりが列からはみだしてじゃれ合っている写真です。かわいくて思わずシャッターをきったんですが、とっさに撮ったわりにはすごくいい感じに撮れました。イタリアでは、ヴェネツィアの“溜息の橋”で撮った写真です。この橋はドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋で、観光客はその通路で写真を撮るんですが、僕はそれとは逆側の小さな鉄格子の隙間から撮影したんです。これがまたすごくいい感じに撮れました。

ヴェネツィアでの写真(本人撮影)

――旅先を決めるときの基準はありますか?

“見たい景色があるかどうか”です。どちらかというと静かな観光が好きで、人が多くない時期かどうかを考えながら決めています。でも予想を裏切られて、それがよかったってこともあります。ロンドンは“雨の街”と聞いていたので覚悟していったんですが、僕が行ったときは本当に晴れた日ばかりで。おかげで行く前よりもずっとロンドンが好きになりました。

――9月25日(金)より公開となる鈴鹿さんの主演映画『藁にもすがる獣たち』は、富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に出品されました。映画祭で韓国を訪れた際、自由時間はありましたか。

残念ながらあまりなかったです。24時間も滞在できなかったので(苦笑)。でも、現地で食べたごはんはおいしかったです。お昼にサムギョプル、夜にカンジャンケジャンを食べたんですが、あらためてごはんのおいしい国だなと思いました。韓国を訪れたのは2度目でしたが、どちらも仕事であまり時間がなかったので、いつか旅行として行ってみたいです。そのときはまたおいしいごはんを食べて、服屋さんにも行きたいです。それとレコード屋さんにも行きたいです。1度目に行ったとき、梨泰院(イテウォン)のレコード屋さんに寄ったんですが、ちょうど撮影隊がいて中に入れなかったので、次はしっかりとレコードを探したいです。

▶インタビューの後編は9月25日(金)に公開します!

フォロー&リポストでサイン入りポラをプレゼント!

鈴鹿央士さんのサイン入りポラを1名様にプレゼントいたします。

【応募締切】
2026年10月9日(金)23:59まで

【応募方法】
地球の歩き方公式 X @arukikata_book をフォロー&ポラプレゼントの投稿をRT
感想のコメントもお待ちしております。

※応募規約についてはこちらをご確認ください。
https://www.arukikata.co.jp/webmagazine/365060/

公開情報

©︎曽根圭介/講談社 ©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
公開情報
映画『藁にもすがる獣たち』
公開日
2026年9月25日全国ロードショー
出演
鈴鹿央士、成宮寛貴、森七菜、MEGUMI、前田旺志郎、二ノ宮隆太郎、青木マッチョ、岩松 了、小手伸也、風吹ジュンほか
監督
城定秀夫
脚本
城定秀夫、小林靖子
原作
曽根圭介「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)
公式HP
https://warakemo-movie.com/
内容
江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の同名小説が原作で、2021年に韓国でも実写映画化されているループ型ノンストップ・サスペンス。弱小大学生YouTuber・寛治(鈴鹿)は、ある日1億円の入ったボストンバッグを発見し、持ち去ってしまう。そんな中、山中で発見された遺体。不良警官、ミステリアスな悪女、ワケあり主婦、ヤクザ、おばあちゃんまでら、それぞれが抱える闇と欲望が渦巻く中、欲望剥き出しのマネーサバイバルが開幕する。果たしてバッグの持ち主は? 1億円は誰の手に?

©曽根圭介/講談社 ©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会

Profile

鈴鹿央士(すずか・おうじ)

2000年1月11日生まれ、岡山県出身。2018年「MEN’S NON-NO」専属モデルオーディションにてグランプリを獲得。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作は、ドラマ『silent』『リボーン 〜最後のヒーロー〜』『喧嘩独学』『リーガルビート -逆転の法廷-』など。映画『藁にもすがる獣たち』が9月25日公開、『ファーストボイス』が10月2日公開予定。

公式Instagram https://www.instagram.com/ouji.suzuka.official/

公式X https://x.com/ouji_suzuka

●staff
Photo/干川 修 Text/土屋華夏 Hair&make/永瀬多壱(VANITÉS) Stylist/梶原浩敬

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