
ケルンの観光スポット10選!世界遺産大聖堂にケルシュビール、香水も必見
2024.11.14
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ケルンの歩き方
ドイツ西部に位置するケルンは、古代ローマ時代からの歴史と現代の文化が共存する街。ライン川沿いに広がるこの都市は、特に世界遺産にも登録されているゴシック建築のケルン大聖堂がその象徴的な存在だ。またカーニバルの本場としても有名で、毎年2月には色鮮やかな衣装とともに街全体が祝祭ムードに包まれる。さらにケルンは香水「オーデコロン」の発祥地としても知られ、その歴史に触れることができる博物館も訪れる価値がある。地元の人々は温かく、街全体がフレンドリーな雰囲気に満ちている。ケルンを訪れれば、歴史や文化、美しい景観、そして美食を堪能することができ、忘れられない旅の思い出を作ることができるだろう。
まずはライン川沿いを散策しながら壮大なケルン大聖堂の姿を楽しもう。大聖堂は街のシンボルとしてどこからでもその威容を望むことができるが、特に夕暮れ時のライン川越しに見るシルエットは格別。川沿いにはカフェやベンチが並び、ゆっくりと過ごすには最高のロケーション。ボートツアーも人気で、船上から大聖堂や旧市街の風景を楽しむこともできる。
ケルンの名物といえば、地元で愛されるビール「ケルシュ」。軽くてさっぱりとした味わいが特徴で、ケルンの伝統的な酒場やレストランで楽しめる。200ml入りの細長いグラスに注がれるこのビールは、地元の料理と相性抜群。ハムやソーセージをたっぷりと使った料理やシュニッツェルといったメニューがおすすめ。ビールを飲みながら地元の人々が集まるにぎやかな雰囲気を感じ、ケルンの食文化を体感してみよう。
ケルンの旧市街は石畳の路地やカラフルな家々が並び、どこか懐かしい雰囲気が漂うエリア。特にライン川沿いには、古風なレストランやカフェが軒を連ね、歴史と現代が融合した独特の風景を楽しめる。中世から続く建物の中には、観光客向けのショップやギャラリーも多く、散策するだけで新しい発見がある。古い街並みを歩きながら、ケルンの歴史を感じるのはもちろん、ふとした路地でアート作品や地元の工芸品に出会えるのもこのエリアの魅力だ。
オーデコロンの発祥地のケルンではその歴史に触れてみよう。香水博物館では300年以上の香水の歴史や製造工程を学ぶことができ、実際にオリジナルの香水を作る体験もできる。自分だけの香りを作る体験は、旅の思い出をさらに特別なものにしてくれるだろう。あわせてドイツのオーデコロンのトップブランド「4711」の本店もチェックしよう。ナポレオン占領下の住居表示をそのまま店名にしたという経緯から、ブランドの持つ歴史の深さを感じられる。
ケルンといえば、毎年2月に開催されるカーニバルは見逃せない。街全体が巨大なパーティー会場となり、色鮮やかな衣装をまとった人々が踊り、歌い、そして笑い合う。カーニバルの時期には街中が活気に満ち、パレードやパフォーマンスがいたるところで繰り広げられる。特に「ローゼンモンタッグ」と呼ばれるカーニバルのクライマックスでは、巨大なパレードがライン川沿いを練り歩き、観客にお菓子や花が振りまかれる。この時期に訪れれば、ケルンの熱気と活気を存分に味わうことができる。