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タイと日本の時差とフライト時間、時差ボケ対策
2025.5.2
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タイ・バンコクの玄関口のひとつであるドーン・ムアン国際空港。この記事では、ドーン・ムアン国際空港からバンコク市内へのアクセス方法について詳しく解説します。バンコク到着後にスムーズな移動ができるよう、あらかじめ必要な情報を確認しておきましょう。
ドーン・ムアン国際空港(DMK)は、バンコク郊外の北にある国際空港。スワンナプーム国際がオープンする前は、バンコク唯一の玄関口でした。現在は、エアアジアをはじめとした近隣諸国を結ぶ格安航空会社(LCC)の国際線や国内線が就航しています。
ターミナル1とターミナル2は隣接しており、ターミナル間は徒歩で移動が可能。古い建物のターミナル1が国際線、明るくモダンなデザインのターミナル2が国内線となっています。1階の国際線到着ロビーには、ツーリスト・インフォメーションや銀行の両替所、携帯電話会社、レンタカー会社のカウンターなどがあります。
メータータクシー | 空港バス | SRTダークレッドライン | エアポート・リモバス・エクスプレス | 路線バス | 鉄道 | |
早さ | 〇 | △ | △ | △ | × | × |
楽さ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | △ | △ |
安さ | × | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
荷物の持ち運びやすさ | 〇 | △ | △ | 〇 | × | △ |
1階到着ロビーの8番出口近くに、タクシーの配車カウンターがあります。係員に目的地を伝え、指定されたタクシーに乗車します。
料金のトラブルなどを防ぐため、乗車時には以下の3点についてしっかりと注意をしましょう。
バンコク大量輸送公社が運営する空港バス。A1~A4の4路線があり、A1とA2はBTSモーチット駅を経由するため便利です。乗り場は、ターミナル1の1階到着ロビーを出て右に進み、待合室のようなエリアを抜けて外へ出たところにあります。
A1:BTSモーチット駅経由北バスターミナル行き
A2:BTSモーチット駅経由戦勝記念塔行き
A3:プラトゥーナーム経由ルムピニー公園行き
A4:ラーン・ルアン通り、民主記念塔、カオサン通り経由サナーム・ルアン(王宮前広場)行き
A1はBTSモーチット駅止まりのバスもあるため、北バスターミナルまで行く場合はバスの行き先を事前に確認しましょう。見分け方は、フロントガラス内側に赤い看板が出ていたらBTSモーチット駅止まりで、黄色い看板の場合は北バスターミナルまで行きます。
2020年に開通した高架鉄道で、ターミナル2から連絡通路を通った先に駅があります。空港前のDR8ドーン・ムアン駅から終点クルンテープ・アピワット中央駅(バーンスー・グランド)まで行くとMRTブルーラインに乗り換えができ、スムーズにバンコク市内へアクセスすることができます。空港内からSRTダークレッドラインの駅まで移動するのに少し距離がありますが、渋滞に巻き込まれる心配はありません。
カオサン通りやシーロム通りとドーン・ムアン国際空港を結ぶシャトルバス。路線バスを流用した空港バスよりは高級感のある車体を利用しており全席指定の定員制、車内では無料Wi-Fiも使用可能。カオサン線(カオサン通り直行)とシーロム線( シーロム通りとラーマ4世通り交差点そば )の2路線があります。料金的に、ふたり以上で利用する場合はタクシーのほうがお得です。
所要時間はかかりますが、最安で移動できる方法として路線バスがあります。バス停は、ターミナルの外を走るウィパワディランシット通りにあり、ターミナルビルの2階から国鉄ドーン・ムアン駅に通じる歩道橋の途中にある下り口からアクセスが可能です。
59番:戦勝記念塔経由サナーム・ルアン(カオサン通り近く)行き
504番:プラトゥーナーム、シーロム通り行き
554番:スワンナプーム国際空港(パブリック・トランスポーテーション・センター)行き
国鉄ドーン・ムアン駅は、SRTダークレッドラインのドーン・ムアン駅の1階下、切符売り場があるフロアの1階上にホームがあります。乗車券は、ドーン・ムアン国際空港からの連絡歩道橋と直結したフロアある売り場で購入が可能。鉄道は本数が少なく、タイミングが悪いと1時間以上待つことがあるので注意が必要です。
タイのドーン・ムアン国際空港からバンコク市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。