台湾と日本の時差とフライト時間、時差ボケ対策

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年5月14日
公開日
2025年5月14日
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台湾は日本からの旅行者にとって訪れやすい国のひとつ。活気あふれる都市の台北、ノスタルジックな町並みが人気の九份、自然の美しさが広がる阿里山など、多彩な観光スポットが揃い、夜市で味わうグルメや温泉地でのリラックス、歴史深い寺院巡りなど、魅力が尽きない。

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台湾と日本との時差は1時間

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日本と台湾の時差は1時間。台湾は日本よりも1時間遅れているため、日本が正午なら台湾では午前11時となる。

台湾内での時差

台湾内での時差は存在しない。主要な都市である台北高雄台中台南など、どこでも同じ時間帯のため、国内移動時に時間を気にする必要はない。

台湾ではサマータイムがあるか

台湾ではサマータイムを採用していない。一年を通して標準時間が維持されているため、季節によって時間が変わることはない。

日本時間と台湾時間の時差対照表

日本時間 台湾時間(-1時間)
09:00 08:00
12:00 11:00
15:00 14:00
18:00 17:00
21:00 20:00
00:00 23:00(前日)
03:00 02:00
06:00 05:00

台湾-日本のフライト時間

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日本から台湾へのフライトは非常に便利。直行便を利用すれば、出発地によって異なるが大体行きは約3時間から4時間、帰りは約2時間から3時間ほどで到着する。成田、羽田、中部、関西などの主要空港から多くの直行便が運航しているため、アクセスも良好だ。

乗り継ぎ便の場合は、アジア経由など複数の経路がある。ただし、その場合はフライト時間が長くなり、全体で約10時間から15時間かかる場合もある。乗り継ぎ便は費用面で安くなることがあるが、利便性や時間短縮を考えると直行便がおすすめ。

正確なフライト時間はアルキカタ・ドット・コムで航空券を検索すると確認できるので参考にして欲しい。

直行便のある空港とフライト時間

台湾桃園国際空港

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台湾桃園国際空港は台湾最大の国際空港で、日本航空(JAL)、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、キャセイパシフィック航空、ジェットスター・ジャパン、スクート、タイガーエア台湾、Peach、タイ・ライオン・エア、エアアジアX、タイ・ベトジェットエアが、直行便を週2日から毎日運航している。日本の各空港との所要時間は以下のとおり。

成田・羽田・茨城など
行き、帰りともに約4時間
中部・関西・秋田など
行き、帰りともに約3時間30分
札幌・旭川・函館など
行き、帰りともに約5時間
那覇
行き、帰りともに約2時間
青森・福島・小松など
行き、帰りともに約4時間30分
広島・高知・福岡など
行き、帰りともに約3時間

この台湾桃園国際空港は規模が大きく、多くの施設やサービスが充実している。ショッピングモールやレストランのほか、リラクゼーションスペースやビジネスラウンジも完備されており、長時間の待ち時間でも快適に過ごせる環境が整っている。また、交通アクセスも良好で、空港と台北市内を結ぶMRTやバスサービスが頻繁に運行しており、市内各地への移動が容易である。

台北松山空港

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台北松山空港は台北市内中心部に位置し、市街地へのアクセスが非常に便利な空港である。全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、エバー航空、チャイナエアラインが羽田から直行便を毎日運航しており、所要時間は行きも帰りも約3時間30分。

この台北松山空港は、特にビジネス利用に適している。台北市内の主要ビジネスエリアまでの移動が短時間で済み、限られた滞在時間でも効率よく過ごせる。また、空港自体がコンパクトで利便性が高い点も魅力だ。到着後の手続きや出発前の待ち時間も比較的短縮できるため、忙しいビジネスマンに最適な選択肢である。

台中国際空港

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台中国際空港は台湾の中心に位置しているため、台湾全土への移動が非常に便利だ。神戸と高松と那覇からスターラックス航空が直行便を週5日から毎日運航しており。運行時間は下記のとおり。

神戸
行き、帰りともに約3時間
高松
行き、帰りともに約3時間30分
那覇
行き、帰りともに約1時間30分

台中市内には数多くの観光地があり、台湾のウユニ塩湖と呼ばれる高美湿地や彩虹眷村などユニークなスポットが多数存在する。また、台中は美食の町としても知られ、多くのローカルフードを楽しむことができる。日月潭など景勝地へのアクセスも良好で、自然と文化の両方を満喫する旅行者にとって理想的な拠点となっている。

高雄国際空港

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高雄国際空港は台湾南部の主要な玄関口で、日本航空(JAL)、タイガーエア台湾、Peach、バティック・エア・マレーシア、タイ・エアアジア、チャイナエアライン、エバー航空が直行便を週3から毎日運航している。運行時間は下記のとおり。

成田
行き約4時間30分、帰り約3時間30分
中部・岡山・福岡
行き、帰りともに約3時間30分
関西
行き約4時間、帰り約3時間
札幌
行き、帰りともに約4時間30分
那覇
行き、帰りともに約2時間

この高雄国際空港は、台湾南部のリゾート地や自然観光スポットへのアクセスが非常によい。空港内には地元の特産品を扱う店も多く、旅の思い出になる買い物も楽しめる。

台湾での時差ボケと対策

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日本と台湾間のフライトでは、時差ボケの心配はほとんどない。日本と台湾の時差は1時間しかなく、体内時計に大きな影響を与えることは少ないだろう。ただし、短期間での往復や忙しいスケジュールの場合、疲労感を感じたり、エコノミークラス症候群になる可能性があるため、適切な対策が重要だ。

フライト前の対策

フライトの前日はしっかりと睡眠を取ることが重要。普段の生活リズムを崩さないように心がけよう。また、出発前には軽いストレッチや運動を行うとよい。例えば、首や肩、背中のストレッチや、簡単なウオーキングがおすすめである。これらの運動は血流を促進し、フライトによる疲労感を和らげるのに役立つ。空港内でも歩く時間を増やすことで、体をほぐしておこう。

フライト中の対策

機内では水分補給を忘れずに行うことが大切。アルコールやカフェインの摂取は、できれば避けるようにしよう。これらの飲み物は利尿作用があり、体内の水分量を減少させてしまう。脱水症状を防ぐためにも水や、あればスポーツドリンクなどを選んで飲むとよい。

また、長時間座りっぱなしだと血流が悪くなってしまう。定期的に立ち上がり、フライト前と同じ軽いストレッチや運動を行い、血流を促進して疲労感を軽減しよう。

地球の歩き方オンラインショップでも、機内快適・リラックス用品を取り扱っているので参考にしてほしい。

フライト後の対策

到着後はすぐに現地時間に合わせた行動をしよう。昼間に到着した場合は外に出て、日光を浴びながら町歩きを楽しめば体内時計が調整されるだろう。ただし、初日は無理をせず軽めの観光にして、夜は十分な睡眠をとるのがおすすめだ。

現地オプショナルツアーを地球の歩き方 Powered by VELTRA(ベルトラ)で紹介しているので参考にして欲しい。

台湾の魅力を満喫しよう

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台湾は旅行者にとって多くの魅力が詰まったすばらしい目的地である。歴史的な寺院巡りや美味しいグルメなど、多様な楽しみ方ができる。日本からのフライト時間は短く、直行便が多いためアクセスも便利。日本との時差はわずか1時間なので、時差ボケの心配もほとんどない。

忙しい日常から解放されてリラックスできる場所として台湾は最適。次の休暇には、ぜひ台湾への旅を計画し、その魅力を存分に体験してほしい。

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