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台湾の基本情報と観光ガイド・有名観光スポット
2025.1.9
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台湾の台北を訪れる際に、旅の起点となる台湾桃園国際空港。この記事では、台湾桃園国際空港から台北市内へのアクセス方法について詳しく解説します。台北到着後にスムーズな移動ができるよう、あらかじめ必要な情報を確認しておきましょう。
台湾桃園国際空港(TPE)は、台湾中心部から西へ約30km離れた桃園市にある台湾最大の国際空港。台湾の国際線のほとんどが台湾桃園国際空港に発着し、日本からは日本航空(JAL)や全日空(ANA)をはじめ、LCCのジェットスター、ピーチ、タイガーエア台湾など、多くの航空会社が直行便を運航しています。
台湾桃園国際空港には第1、第2のふたつのターミナルがあり、現在新たに第3ターミナルが建設中です。第1ターミナルにはおもにLCCの航空会社が発着し、日本からはジェットスターやピーチ、タイガーエア台湾、スターラックス航空(星宇航空)などが運行。第2ターミナルはJALやANAなどのフルサービスの航空会社が発着します。ふたつのターミナル間は、無料で利用できるスカイトレイン、シャトルバス、空港MRTのいずれかで移動が可能です。ただし、空港MRTは悠遊カード(悠遊卡)などの電子マネーを持っている場合のみ、無料で利用ができます。
空港内は、お土産ショップや免税店、レストラン、カフェなどの施設が充実しており、空港での時間も楽しめるでしょう。台湾グルメを味わえる飲食店も豊富です。
電車 | リムジンバス | タクシー | |
早さ | 〇 | × | △(時間が読めない) |
楽さ | △(座れないこともある) | △(ホテルの近くにバス停があれば楽) | 〇 |
安さ | 〇 | 〇 | × |
荷物の持ち運びやすさ | △ | △ | 〇 |
MRT桃園空港(桃園機場)線は、台湾桃園国際空港と台北市内を結ぶ電車。快速運転の直達車(所要時間約40分)と各駅停車の普通車(所要時間約50分)があり、どちらも料金は台北駅(台北車站)まで160元です。
MRT桃園空港線の乗り場は、第1、第2ターミナルともに地下2階にあります。乗車券は、自動発券機でプラスチックのトークン(片道切符)を購入するか、チャージ式ICカードの悠遊カードを利用しましょう。悠遊カードは、空港の悠遊カードカウンターやコンビニ、MRT桃園空港線の切符売り場で購入ができます。
MRT桃園空港線では、台北市内のMRTと同様に駅構内と車内での飲食や喫煙が禁止されているので注意が必要。違反すると罰金の対象となります。水分や栄養補給は、改札前の黄色い線の前で済ませましょう。
台湾桃園国際空港と台北市内を繋ぐリムジンバスが、國光客運と大有巴士の2社から運行しています。バス乗り場は、第1ターミナルは到着ロビー地下1階、第2ターミナルは1階到着ロビーの東側通路にあります。乗車券は、バス乗り場に隣接するチケットカウンターで購入が可能です。
台北駅行き(乗降は台北駅に隣接した台北轉運站バスターミナル)と台北松山空港(松山機場)行きなどがあります。
台北駅行きの1819番は、1時間に約1~4本運行しており、台北駅までの所要時間は約55分。途中に南崁を経由して台北駅に向かう1819B番もあり、その場合の台北駅までの所要時間は約1時間10分~1時間20分です。
大有巴士は、1960番(東線)と1961番(大園線)の2路線を運航しています。1960番は東区(東區)や大安、信義エリアを回って市政府バスターミナル(市府轉運站)へ行き、1961番は北門駅と西門駅を経由して聯合醫院和平院區まで行きます。
1961番は直達車と通勤車の2種類があり、路線がやや異なるため、途中下車の際は注意が必要です。
第1ターミナルは1階西側の12番出口付近、第2ターミナルは1階西側の26番出口向かいに「計程車 Taxi」と書かれたタクシー乗り場があります。出口周辺では、客引きをしているタクシードライバーもいますが、トラブルを防ぐためにもエアポートタクシーの利用がおすすめです。
台湾桃園国際空港から台北市内は、目安料金で約1200~1900元。これに加えて、50元のサービス料が運賃に加算されます。
台湾の台湾桃園国際空港から台北市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。