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台湾の基本情報と観光ガイド・有名観光スポット
2025.1.9
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台湾に入国する際に記入しなければいけない入国カード。紙の用紙に記入するのはシンプルで分かりやすいですが、オンライン申請も驚くほど簡単。移動や待ち時間などちょっとした隙間時間に済ませて、ストレスフリーな空の旅を満喫しましょう。
入國登記表(ARRIVAL CARD、入国カード)は、台湾を訪れる外国人が入国審査の際に提出しなければならない書類のこと(居住ビザ保有者は除く)。氏名や生年月日、パスポート番号などについて記入する必要があります。有効期限はその滞在期間中で、入国の都度提出する必要があります。
入國登記表は紙に記入して提出する方法と、オンラインで申請する方法の2とおりあります。
行きの飛行機の中で紙の入國登記表が配られる場合もありますが、近年はオンラインで申請する人も多くなり、配布の声がけが省略されることもあるようです。
また、入国審査ブースに紙の入國登記表が置かれていなかったり、ボールペンを忘れてしまったりした場合に備えて、オンライン申請の方法は知っておいて損はありません。時間の節約にもなります。
オンライン申請に必要な情報は下記の通り。特に確認しておくべきなのは、飛行機の便名とホテル名、パスポート番号でしょうか。
まず、移民署のサイトにアクセス。
①「日本語」を選択し、「NEXT」を押す(ただ、日本語表示はここまで)
上から、
①English Family Name:姓(パスポートと同じローマ字)を入力
②English Given Name:名(パスポートと同じローマ字)を入力
③Chinese Name:中国語の名前は空欄
④Date of Birth:生年月日(年、月、日)を選択
⑤Gender:性別を選択(男性はMale、女性はFemale)
⑥・⑦Place of birth Country City/State or Province:⑥「Country」で出生地(国)を選択、⑦「City/State or Province」に県を入力(ローマ字)
⑧「NEXT」を押す
上から、
①Nationality:国籍を選択
②Passport No.:パスポート番号を入力
③Visa Type:ビザのタイプを選択
(90日以内の観光ならビザは免除のため、「免簽證Visa Exempt」を選択)
④Entry Permiti/Visa No.:ビザ番号は空欄
⑤「NEXT」を押す
上から、
①Expect Arrival Flight/Vessel No.:行きのフライト番号を入力
②Expect Arrival Date:入国日を選択
③Intended departure Date:出国日を選択
④Intended departure Flight/Vessel No.:帰りのフライト番号を入力
⑤Purpose of Visit:訪問の目的を選択(観光なら「Sightseeing」を選択)
⑥Occupation:職業を選択(ない場合は近いものを選択)
⑦「NEXT」を押す
上から、
①Home Address:日本の住所を選択&入力
②Residential Address or Hotel Name in Taiwan:宿泊先の市を選択、ホテルの場合はホテル名を入力
③Cell Phone Number:携帯電話の番号を入力(日本の電話番号でOK)
④Email Address:メールアドレスを入力
⑤「NEXT」を押す
①・②入力内容を確認し、問題なければ「Verification Code」に表示された4ケタの認証コードを入力
③「CONFIRM」(確認)を押す
(④)入力内容に間違いがあれば、「PREV」(前へ)を押して正しい情報を再入力
「CONFIRM」を押すと、入力内容のPDFがメールアドレスに届きます。入国審査の際にこのメールの表示が求められる場合もあります。
①メール以外でも入力内容を保存したい場合は、「Export File(.xls)」を押すとエクセルファイルに保存されます。
オンライン申請を済ませたら、入国審査は基本的にパスポートだけ見せればOK。もし聞かれたら、「オンライン」と伝えれば大丈夫。プリントアウトは特に必要ありません。
入國登記表のオンライン申請はとっても簡単。出発前はもちろん、台湾到着後、空港のwi-fiを利用してその場で申請もできちゃいます。もしオンライン申請ができなくても大丈夫。飛行機の中でもらうか、入国審査ブースに置いてある紙の入國登記表に直接記入すればOK。もし置いていない場合は入国審査ブースの係員に尋ねてみましょう。
TEXT&PHOTO:谷口佳恵