【2025年版】台北松山空港から台北市内のアクセス方法3選！料金や所要時間を解説

台北松山空港（TSA）は、台北市街北部に位置する国際空港。もうひとつの玄関口である台湾桃園国際空港と比べると小規模ではありますが、台湾桃園国際空港よりも台北市内へ近い点が魅力です。日本からは、日本航空（JAL）や全日空（ANA）、エバー航空、チャイナエアラインなどが直行便を運航しています。

台北松山空港には、国際線が発着するターミナル1（T1）と国内線が発着するターミナル2（T2）があります。ふたつのターミナルは同じ建物内にあり、ターミナル間は徒歩で移動が可能です。コンパクトな空港ではありますが、お土産ショップや免税店、レストラン、カフェ、コンビニなどの施設があり、空港での時間も快適に過ごせます。

台北のタクシーは初乗り85元とリーズナブルなので、深夜・早朝に到着する場合や、大きな荷物を持っている場合などはタクシーの利用もおすすめ。ターミナル1の13番、14番出口付近に順番待ちをするタクシーの列があるので、そこから乗車しましょう。

台北松山空港から台北市内は、所要時間約20分、目安の料金は約85～200元です。これに加えて、50元のサービス料が運賃に加算されます。

台北松山空港から台北市内中心部は、電車（MRT）でアクセスができます。空港に隣接するMRT文湖線の松山空港（松山機場）駅から忠孝復興駅まで行き、そこでMRT板南線に乗り換えて台北駅（台北車站）まで行きましょう。台北駅までの所要時間は約16分、料金は25元です。

松山空港駅は、空港ターミナルビルの目の前にあります。乗車券は、自動発券機でプラスチックのトークン（片道切符）を購入するか、チャージ式ICカードの悠遊カードを利用しましょう。悠遊カードは、空港内のコンビニやMRT松山空港駅の切符売り場で購入ができます。

なお、台北市内のMRTでは、駅構内と車内での飲食や喫煙が禁止されています。違反すると罰金の対象となるため、注意が必要です。

市區公車という市内路線バスを利用すると、台北松山空港から台北市内のさまざまなエリアまで移動することができます。バスの乗り場は、空港ターミナルを出てすぐ目の前にあります。

空港から市内までは複数の路線が運行しており、おもな市バスは空港前バスターミナルの1・2 番乗り場に発着。台北駅へ行く場合は、262番もしくは262區という番号のバスに乗車します。所要時間は約20～30分で、料金は15元です。乗車の際は、現金もしくは悠遊カードで支払います。現金の場合、おつりはもらえません。

そのほか、行天宮や民権西路駅へ向かう場合は617番、801番に乗車。敦化北路を南下する場合は、906番か909番のいずれかに乗りましょう。

台湾の台北松山空港から台北市内への移動には、さまざまなアクセス方法があります。この記事で紹介した行き方を参考に、メリット・デメリットを確認しながら、自分に合ったスムーズな移動手段を見つけてみてください。