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【ウズベキスタン】首都タシケントを満喫!新旧の魅力をお届け

也木すず

也木すず

カンボジア特派員

更新日
2026年6月1日
公開日
2026年6月1日
narikisuzu

日本から成田の直行便やソウル経由等で約9〜13時間、ウズベキスタンの首都タシケント。中央アジア最大の近代都市でありながら、シルクロードの面影を残す歴史的なバザールや、独自の発展を遂げた美しい地下鉄など見どころが満載です。今回は歴史を感じる劇場から最新のテーマパークまで、新旧のスポットとバザール、食事についてご紹介します。

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ナボイ劇場

1947年に完成したオペラ・バレエ劇場で、正式名称は「アリシェル・ナボイ記念ウズベク国立学術大劇場」です。第二次世界大戦後、旧ソ連の捕虜となった拘留日本人が建設作業に携わりました。彼らが自ら進んで残業を重ね、長く使える頑丈なものにしたいという強い信念を込めて築き上げた建物は、1966年のタシケント大地震の際にも周囲が倒壊したときも無傷で残り、現地の人々からその誠実な仕事ぶりが今なお深く称賛されています。

日本人としてタシケントで絶対に見たいと熱望していた場所でした。あいにく今回は良いタイミングで劇場内の公演を観ることはできなかったのですが、美しい外観をただじっと眺めているだけで、胸が熱くなりました。過酷な捕虜という境遇にありながら、自ら残業までして「長く使える頑丈なものにしたい」と異国の地で誇り高く汗を流した日本人のエピソードに思いを馳せていたら自然と涙が流れました。筆者はどちらかというと、旅先では短時間でどんどん色々なスポットを欲張って見て回りたいタイプなのですが、じりじりと太陽の強い光が照りつける日中だったにもかかわらず、誇り高きその建物をただ眺めて時間を過ごしました。

マジックシティ

タシケントの中心部にある中央アジア最大級の次世代型テーマパークです。世界各国の有名な街並みのミニバージョンが再現されているほか、シンボルである巨大なお城を中心に、最新のデジタル技術を駆使したライトアップや噴水ショーが毎日繰り広げられ、最先端のエンターテインメントスポットとして絶大な人気だそうです。

  • 出入口ゲート
  • 夜もたくさんの人がいました

マジックシティに行く予定は全くなかったのですが、サマルカンド行きの列車を待っていた時に出会った17歳の女の子が、お母さんと列車で14時間ほどかけてマジックシティに行くためにタシケントに来ていたらしく、絶対に行った方がいい!と写真を見せてくれたことがきっかけでした。この時ヤンデックスゴーがなく、移動はなかなか大変な旅が続いていました。やっとの思いで見つけたタクシーで宿に向かう道中で、目の前を通ってしまったのです。ライトアップされた入り口をみて、「なんとかなるだろう!」とその場でタクシーを降りたのでした。入園して目に飛び込んできた夜空に輝く色鮮やかなライトアップはまるでディズニーランド!華やかなのになんと入場料は無料でした。中では、キャッスルから始まるジップラインが大人気でしたが、「体重30kg以上」という利用制限があり、子どもは基準を満たしていないと乗せてもらえないので注意が必要です。デートにも家族連れにも楽しめるスポットです。

チョルスーバザール

タシケントの旧市街に位置し、シルクロード時代から交易の拠点として栄え続けている、街で最も歴史ある巨大な市場です。青い大きなドーム型の建物がランドマークとなっていました。この市場はタシケントを訪れる観光客の定番スポットですが、観光客用に作られたものではなく地元住民が多く利用しています。

奥の青いドームがチョルスーバザールです 入口ゲート前で両替の人が声をかけてきます
圧巻の広さ(二階からの眺め)

巨大なドームの中は圧巻の広さ。広大な建物いっぱいに、ツヤツヤしたドライフルーツやフレーバーティー、香ばしいナッツ類がこれでもかと美しく並んでいます。売り子のお兄さんは目が合うと試食をすすめてくれたり、フレーバーティの香りをかがせてくれます。外へ出ると、果物や、色鮮やかな野菜がドカンと山積みされて活気あふれるエリアが広がっていました。ノン(ウズベキスタンの主食の丸いパン)を食べながら、ウズベキスタンの暮らしを垣間見ることができます。筆者はどこへ行っても市場へ行くようにしていますが、やはり食文化の違いは面白いですし、気候や歴史の影響の理解も進むように感じます。

美しい地下鉄の駅

1977年に中央アジアで初めて開通したタシケントの地下鉄は、単なる移動手段ではなく、各駅がそれぞれ独自のテーマを持った芸術的な建築で、駅のホームそのものがまるで一つの美術館のようになっています。旧ソ連時代には軍事的なシェルターとしての役割も兼ねていたため、かつては駅構内の撮影が一切禁止されていましたが、現在は解禁されています。
ガタゴトと地下鉄を乗りながら、夢中になって駅巡りを楽しみました。なかでも印象的だったのは、人類初の宇宙飛行士ガガーリンの肖像画が描かれた「コスモナウトラル(宇宙飛行士)駅」。さらに別の駅へと降り立てば、ウズベキスタンの伝統的な絵柄をモチーフにした、思わず「可愛い!」と声が出てしまう壁画もあります。駅ごとに表情がガラリと変わる地下のアート空間を、切符代わずかで楽しめるのでとてもおすすめです。

パフタコール駅(Paxtakor)電車が通り過ぎた後、思わず「可愛い!」と口からでてしまいました
  • コスモナウトラル駅(Kosmonavtlar)は宇宙がテーマです
  • ガガーリンの壁画も
アリシェル・ナヴォイ駅(AlisherNavoiy) ここは壁画だけでなく柱もとても美しかったです

パフタコール駅(Paxtakor)とアリシェル・ナヴォイ駅(AlisherNavoiy)は乗り換え駅で接続しているので、一度にふたつとも見ることができますので、時間が足りない場合はぜひこの二つを楽しんでください。

ウズベキスタン料理を楽しむ

ウズベキスタン料理と言えば、まさに現地で最も親しまれている炊き込みご飯の「プロフ(Plov)」と、中央アジア風の手打ちうどん「ラグマン(Lagman)」がありますが、他にチュチュヴァラというウズベキスタン風ワンタンも美味しく頂きました。羊肉のカザンケバブ、サムサsamsaなどどれも優しくて口に合うものばかりです。食事の面で同じアジアを感じます。

Mar mar sharq  taomlarihaというレストランは、24時間営業でウズベキスタン料理が楽しめます。お昼過ぎに着いたときは席がないほど混雑していました。ノン(ウズベキスタンの主食の丸いパン)がかごに入って出てくるのがとても可愛らしく、メニュー数も多いので満足出来ること間違いなしです。
皆さまの楽しい旅の一助になれば幸いです。

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