【タイ】シリキット王太后陛下が育んだタイの伝統織物の魅力
2026.8.3
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7月上旬、ラムカムヘーン地区のランドマークだった庶民派ショッピングモール、「ザ・モール・ラムカムヘーン」がリニューアルされ、レトロ&ヴィンテージをテーマにした多機能型コミュニティモールとして生まれ変わりました。リテール・キュレーターとしてレトロカルチャーのスペシャリストを起用し、館内には100以上の個性豊かなショップや飲食店が集結。懐かしさと新しさが融合した空間は、ヴィンテージ好きはもちろん、Z世代の若者たちからも注目を集めています。
地域密着型の庶民派モールを、レトロ&ヴィンテージというテーマに特化して転生させたのは、タイのヴィンテージ・カルチャーの第一人者、チーワー・ラーピンタンスティ氏(Sheeva Lapinthangsutti)。アンティークに特化したナイトマーケット、「サイアム・ジプシー・ジャンクション(現在は閉業)」の立ち上げや、レトロカルチャーの世界を描いた映画「Deadstock」(2016年)の監督を務めた人です。このような人物をリテール・キュレーターとして起用した点に、ザ・モール・グループの本気度を感じます。
ザ・モール・グループが創業した1981年は、IBMのパーソナルコンピュータの発表、スペースシャトルの初飛行、24時間の音楽専門チャンネル「MTV」の放送開始といった、デジタル時代の到来を予期させる象徴的な年でした。「1981 Soul & Sold」という名称には、「1981年という時代が持つ高揚感を原点に、魂(Soul)の宿るヴィンテージアイテムが、人から人へと大切に受け継がれていく(Sold)場所」というストーリーが込められています。奥深いぃ!
建物は旧モールの躯体を生かしてリノベーションされており、中央には東南アジアでよく見られる吹き抜け空間が。G階はフードコート、1〜3階には古着をはじめ、個性派アイテムやレアアイテムを扱うセレクトショップが並び、4階は屋内イベントスペースとなっています。個人的には内装の雰囲気がエムスフィア(Emsphere)に似ていると思いました。
1階の各所には美しく磨き上げられたクラシックカーが展示されていました。
100以上のショップが入居していますが、知名度の高いショップや、おっ!と思ったショップをピックアップしてみました。万人受けするラインアップではありませんが、刺さる人には大刺さり!といった品揃えのショップが多かったように思います。店員さんも個性派揃いで、どの時代の流行にも合致しない、独自のおしゃれを楽しんでいる人が何人もいました。
各所のインテリアも意匠をこらしていて、店舗側のがんばりがひしひしと伝わってくるのですが、土曜日の日中にしてはお客さんが少なめ。それもそのはず、BTSや地下鉄の駅からは離れていて、マイカーや路線バスでしかアクセスできないのが理由のひとつではないでしょうか。2028年1月に地下鉄のオレンジラインが開業すれば、モールの真横に駅ができるため、さらに多くの人でにぎわうスポットになりそうです。
■1981 Soul & Sold(1981 ソウル・アンド・ソールド)
所在地:49 Ramkhamhaeng Road, Huamaak, Bangkapi, Bangkok
アクセス:エアポート・レール・リンク ラムカムヘーン駅(Ramkhamhang)からタクシー等で約10分
営業時間:11:00~22:00
公式サイト:https://www.instagram.com/1981soulandsold.official/