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【タイ】バンコクの新ランドマーク「Cloud 11」へ!クリエイターとカルチャーが集まる注目スポット
2026.9.23
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タイには、思わず二度見してしまうようなユニークな名前のカフェがあります。その名も「ミニストリー・オブ・ロースターズ(MINISTRY OF ROASTERS)」、直訳すると「焙煎省」。いったい、なぜカフェに省庁の名前が付いているのでしょうか? その背景には、コーヒーに対するオーナーの並々ならぬこだわりがありました。
オーナーのアヌワット氏は、コーヒーを単なる飲み物として提供するだけでなく、豆の産地や生産工程までを含めた魅力を伝えたいという思いから、この店を立ち上げました。「ミニストリー・オブ・ロースターズ」と名付けたきっかけは、財務省の前を通りかかったときに、カフェに「○○省」という名前を付けたら面白いのではないかと思いついたことだったそうです。コーヒー豆の選定から焙煎、抽出、提供まで、一連の工程に組織的に真剣に取り組むというコンセプト。徹底ぶりは言葉の選び方にも表れており、代表であるアヌワット氏は実務のトップの「事務次官」、スタッフは「公務員」、そして顧客は「国民」と呼ばれています。ちなみに、店からのお知らせは「通達」と呼ぶそうです(笑)。
店内には、オリジナルグッズやコーヒー豆を販売するショップスペースのほか、コーヒー豆の生産工程や品種の違い、豆ごとのアロマの特徴などを解説した展示スペースがあります。その情報量は、まるで博物館のよう!
それもそのはず、同店ではコーヒーの品質を国際的な基準に基づき評価・鑑定する専門資格「Qグレーダー」の養成講座を提供しているほか、フレーバリストを育成する「スクール・オブ・コーヒー・フレーバリスト」という国際基準の本格的なアカデミーも運営しているからなのです。
店内で販売されているコーヒー豆の横には、実際に香りを確認できる容器が置かれており、豆が持つ「アロマ」の魅力を伝えることにも力を入れているようです。左の写真は、チェンライ県産のカティモール種を使用した「マンゴー」という商品。実際に香りを確かめてみると、名前のとおり、マンゴーを思わせるフルーティーで甘い香りが感じられました!
筆者は、ミディアムローストの「オフィシャル(OFFICIAL)」という豆を使用したホットラテ(100バーツ)を注文しました。省庁というコンセプトはコーヒー豆のネーミングにも反映されており、「大臣(MINISTER)」や「長官(DIRECTOR)」など、役職にちなんだ名前が付けられています。今回選んだ「オフィシャル」は「公務員」を意味します。味わいは、チョコレートやナッツを思わせる香りとしっかりとしたコクが特徴。かっちりした印象の名前とは対照的に飲みやすい一杯でした。
ユニークな店名だけでなく、コーヒー豆の選定から焙煎、香りの研究、専門家の育成まで、コーヒーのあらゆる側面に真剣に取り組む「ミニストリー・オブ・ロースターズ」。いつものカフェとはひと味違う体験を楽しみながら、コーヒーの奥深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。
■Ministry of Roasters(กระทรวงการคั่ว)
所在地:1 Sukhumvit 101/1, Bangchak, Phrakhanong, Bangkok
アクセス:BTSスクムウィットライン・プンナウィティー駅(Punnawithi)から徒歩16分
営業時間:8:00~17:00
URL:https://www.facebook.com/MinistryofRoasters