【タイ】創業70年超の老舗喫茶で味わうタイを代表する朝ご飯
2026.6.6
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JR東日本秋田地区で活躍していたキハ40/48系が、タイ国鉄へ譲渡されたのが2024年3月。それから約2年が経過し、さる4月20日からドンムアン駅とアユタヤ駅を結ぶ区間で同車両の試験運行が始まりました。観光の足として使えるのか、実際に試乗してきました!
タイ国鉄は長年、車両の不足と老朽化に悩まされており、新車を導入するよりも、輸送費を負担しても日本で引退した状態の良い中古車両を活用する方が経済的でした。実際に1990年代以降、日本の中古車両を数多く導入しています。
キハ40/48系の譲渡以前には、2021年にJR北海道からキハ183系が無償譲渡されています。タイの線路幅は日本より狭い1,000mm(メーターゲージ)のため、台車改造や車輪交換などの大規模改造を経て、現在は期間限定の観光列車として活躍しています。タイ国鉄の観光列車は人気が高く、行き先によってはチケットがすぐに売り切れになることもあります。
一方、キハ40/48系は2026年10月31日までの試験運行で、近郊通勤列車(フィーダー列車)として投入されました。ところが、①近郊からバンコク都心への通勤用であれば、終点がドンムアン駅ではそこからさらに都心への移動が必要、②平日限定の運行のため、週末のアユタヤ観光には利用できない――とタイ国民からは不満の声も聞かれます。この点については、試験運行終了後の動向に期待したいところです。
タイ国鉄は公式サイトからオンライン予約ができますが、キハ40/48系に関しては乗車前に駅窓口で購入する必要があります。各列車とも発車時刻の2時間前から購入可能で、運賃は片道50バーツ。記名式のチケットのため、購入時には身分証(パスポート)の提示が必要です。
発車時刻の20分ほど前に改札が開かれ、指定のホームへ向かいます。5分ほどすると3両編成の列車が到着。ヘッドマークにはアユタヤ遺跡を背景に、「KIHA♡40 Series」の文字が描かれていました。ピンクのハートマークつき!
車内はシートがモケットから合皮へ張り替えられていたものの、JR東日本時代の車内表示は各所に残されたままでした。
発車後まもなく、車掌による車内改札が始まります。車内改札印はキハ40/48系と183系が並んだデザインで、「キハ」の文字がカタカナで記されていました。
アユタヤ駅までは各駅に停車しながら約1時間。途中7駅に停車します。のどかな風景が続くなか、建設中のタイ中国高速鉄道の高架橋を見ることもできました。なお、同路線は2030〜2031年頃の開業が見込まれています。
通常、国鉄でバンコクからアユタヤへ向かう場合は、クルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)が起点となります。そのため、キハ40/48系を利用すれば、ドンムアン空港到着後にそのままアユタヤへ向かうことができ、コスト面でも時間面でも効率的だと感じました。
運行は2026年10月末までの期間限定です。日本で第二の人生を歩むキハ40/48系に揺られながら、世界遺産の街アユタヤを訪れてみてはいかがでしょうか。
■タイ国鉄公式サイト
https://www.railway.co.th/Home/Index