【2023年最新】韓国で話題沸騰のテイクアウトできるスイーツ5選
2023.5.12
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ソウル旅行で行ってみたい場所、やってみたいこと、食べたいもの……きっとそれぞれの目的を中心に旅の計画を立てていることと思います。しかし、なかにはスケジュールをどう組もうか、どこを訪れるべきかと悩んでいる方もいるかもしれません。そこで今回は、ソウル旅行の目的の上位に入ると思われるショッピング、歴史探訪、グルメに焦点を当てて、おすすめのスポットをご紹介します。
目次
ソウル市内には「ハップル(ホットプレイスの略)」とよばれる人気スポットがあります。そこにはファッションや雑貨、コスメなど人気のショップが建ち並んでおり、一日中ショッピングを楽しむことができます。筆者がハップルの中でショッピングスポットとしておすすめするエリアは、弘大(ホンデ)エリアです。
弘大エリアには、「ムシンサスタンダード(MUSINSA STANDARD)」や「A LAND」や「ワークスアウト(WORKSOUT)」などの人気の大型セレクトショップが多くあります。
ほかにも、韓流アイドルや芸能人ご用達の「レターフロムムーン(Letter from Moon)」や「ザ オープン プロダクト(The Open Product)」などのブランドファッションが販売されています。またテレビ番組の衣装としてもよく利用され、特にワンピースが人気の「コモンユニーク(common uniqu)」のショールームなどの直営店も点在しています。
かわいい雑貨を見たいなら、「サンサンマダン」はいかがでしょう。1階のデザインスクエアには韓国の新進気鋭デザイナーたちの人気グッズが販売されています。また、人気の雑貨店として有名な「オブジェクト(object)弘大店」にもつい買いたくなってしまうインテリア雑貨や文具具がたくさん揃っています。
最近では、サンリオコリアで2023年2月23日まで限定で運営されている「SANRIO LOVERS CLUB」が人気で、推しの韓流アイドルに合うトレカケースなどを購入しにたくさんの人が訪れています。フォトゾーンやカフェ(予約必須)などもあり、家族連れで楽しめそうです。
メッセンジャーアプリLINEのキャラクターとしてもおなじみの「LINEフレンズ」が好きな方は、弘大にあるフラッグシップストアを訪れるのがおすすめです。
ソウルには、景福宮(キョンボックン)、徳寿宮(トクスグン)、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)などの王宮があります。すべて李氏朝鮮王朝の建国以降に建てられたものです。
景福宮は、李氏朝鮮王朝の初代王である李成桂(イ・ソンゲ)が1395年に建てた王宮です。1592年の文禄の役で焼失するまで王が暮らしており、1867年に再建されました。1990年から本格的な復元作業が行われていて、現在もその復元作業が続いています(2030年まで)。景福宮、徳寿宮、昌徳宮、昌慶宮の王宮の中では最大規模で、最も有名な王宮といえます。
昌徳宮は1405年に建設された景福宮の離宮で、景福宮の東側にあります。1592年に景福宮が焼失した後、正宮として使用され、李氏朝鮮王朝時代で最も長く王が暮らしていた場所でもあります。長期間使用されつつも保存状態に優れ自然と建築物の調和が美しい宮殿ということで、ソウルで2番目にユネスコ世界遺産に登録されています。
徳寿宮は、1592年の文禄の役で義州(現在の北朝鮮)に避難していた第14代王の宣祖が漢陽(現在のソウル)に戻って来た際に、月山大君(李氏朝鮮王朝第9代国王成宗の実兄)の邸宅だった場所を臨時の正宮として使用したのが始まりです。
その後、第15代王の光海君が即位し昌徳宮に移ると、「慶運宮(キョンウングン)」と呼ばれ、規模も縮小し、第16代王の仁祖が即位した後は、即祚堂と昔御堂以外はすべて元の持ち主に返された状態でした。
しかし、1895年に第26代王の高宗の閔妃が暗殺され、危機を感じた高宗がロシア大使館に住まいを移したあと、1897年に慶運宮に住まいを移します。大韓帝国の宣布以降は、西洋風の宮殿である石造殿が建築されるなど規模を拡大し大韓帝国の宮殿として使用されていましたが、1904年の大火災と1907年の高宗の退位とともに大規模に縮小され、その後現在の「徳寿宮」という名前に改名されました。
ソウル市庁広場の隣に位置し、韓国の伝統的家屋と西洋風の建物が調和したほかの王宮とは違った趣が楽しめます。徳寿宮の休みの日である月曜日以外、毎日11:00と14:00に徳寿宮王宮守門将交代儀式が行われています。(ただし、悪天候などの場合は中止になります。)
昌慶宮は、1418年に李氏朝鮮王朝第4代王の世宗が退位した第3代王太宗の屋敷として建てたもので、「寿康宮(チャンギョングン)」と呼ばれていました。その後1483年に第9代王の成宗が、祖母で第7代王世祖の妃である貞熹王后と生母の昭恵王后、そして第8代王睿宗の妃で義母の安順王后の3人の妃の屋敷として増築し、名前も寿康宮から現在の「昌慶宮」に変わりました。
王宮観覧で特におすすめなのが、昌慶宮と徳寿宮の夜間観覧です。
景福宮と昌徳宮も夏の時期に夜間観覧を行っていますが、昌慶宮と徳寿宮は予約の必要がなく20:00までに入場すれば21:00まで夜間観覧することができます。ライトアップされた王宮は、昼間とはまた違った煌びやかな美しさです。
また、ユネスコ世界遺産にも登録されている宗廟(チョンミョ)も、一度は訪れていただきたい場所です。宗廟は、李氏朝鮮王朝の歴代の王や王妃や王族が祀られている場所です。
2024年5月まで補修工事が行われていますが、ソウルとは思えないほど自然が多く、祭祀場ということもあってかほかの王宮とは違った静寂な雰囲気の場所です。
毎年5月の第1日曜日には、宗廟大祭という伝統祭事行事が行われ無料観覧できます。
昔、宗廟と昌慶宮の間に塀沿いの道があったのですが、2022年7月22日に90年ぶりに復元事業が完了し開通しました。9:00から18:00まで無料で利用できるので、宗廟または昌慶宮を訪れた際には、ぜひ寄ってみてください。
サンギョプサルやタッカルビ、ケジャン、ユッケ、アプコプセ、スイーツなど、おすすめの韓国グルメはたくさんありますが、今流行っているものといえば、乙支路3街(ウルチロサムガ)駅近くの屋台通りにある「ノガリ屋台」です。
ノガリとは小さいスケソウダラの干し物のこと。それを肴にビールや焼酎を飲む屋台のことをノガリ屋台と呼び、今若い人たちに大人気なのです。
ノガリ屋台の人気店「マンソンホープ」では、ノガリ(1500ウォン)や半乾燥スルメ(1万4000ウォン)などの乾き物をはじめ、チーズボール(1万2000ウォン)や骨なしタッパル(1万7000ウォン)など種類豊富な酒のツマミ料理が揃っています。
週末の夕方からは通りいっぱいにテーブルが並ぶので、ノガリ屋台としての雰囲気も抜群です。
また鐘路3街(チョンノサムガ)駅 3番、4番、6番出口から出た通り沿いにもずらりと屋台が並び、こちらでは海鮮料理を酒のツマミにお酒を楽しむことができます。
いかがでしたか。ショッピング、歴史探訪、グルメ別におすすめエリアをご紹介してきました。行き先やグルメで悩んでいる方は、こちらの記事を参考に、より充実したソウル旅行を計画して楽しんでみてください。
トップ画像:iStock
監修:地球の歩き方
※2023年2月時点のレートは1ウォン:約0.1円です。