カサ・バトリョ

更新日
2023年1月20日
公開日
2022年9月4日
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繊維業界のブルジョアであったバトリョ家は、1877年に建てられた邸宅の増改築をガウディに依頼。1、2階が全面的に改造され、6階と屋根裏が増築された。またガウディは家具や扉、取っ手にいたるまでをデザインした。この建物のテーマは海。建物の正面が海面とすれば、内部は海面の下、つまり海底や海底洞窟が建築化された。ファサードは海面のように波打ち、壁の色ガラスは海面に光が乱反射しているかのように輝く。

2019 年に入場チケットが変更され、ブルー(€ 25)、シルバー(€ 33)、ゴールド(€ 35)の3 種類になった。シルバーとゴールドは、20 世紀初頭の部屋を再現したプライベートホールも見学できる。さらにゴールドは、行列に並ばずに入れる優先入場と、プライベートホールでモデルニスモ時代の衣装を着て記念撮影ができるという特典付き。また、最上階のバルコニーで写真が撮れるサービス(€ 12)もあり、こちらは希望すればチケットの種類にかかわらず誰でも利用できる。

写真

  • 屋根の曲線はドラゴンの背を表しているとも
  • カメの甲羅や魚のうろこのような模様が描かれた入口ホール。壁や階段の手すりもすべて曲線
  • 中央広間
  • 中庭の壁
  • 破砕タイルのモザイク
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