イタリアの気候と季節ごとの服装、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、べネチア、カプリの今週の天気

公開日 : 2023年06月28日
最終更新 :

南北に細長く四季ははっきりしている

南北に細長く、温暖で四季がはっきりしている。日本の気候とよく似ており、ミラノ、ヴェネツィアと東京の気温の推移は年間を通してほぼ同じで、少し東京より気温が低いくらいの意識で大丈夫。フィレンツェは盆地なので、夏は少し蒸し暑い。ローマは東京の気温とさほど差がない。ナポリは夏の気温は日本と同じだが、乾燥しており、冬は日本より少し暖かいくらいと考えておこう。ドロミテなどの山岳地帯は夏でもスキーができるなど目的地によって対策が必要なので注意しよう。雨は日本よりも全体的に少なく、夏は乾燥し、冬にやや多い。緯度が全体的に高いので、夏は夜遅くまで明るい。

イタリア(ローマ、ミラノ)と東京の気温と降水

イタリアの四季

花々がいっせいに咲き、春の訪れを祝う祭りも各地で催される。5 月頃からは気の早い北からの旅行者が海水浴を楽しみ始める。北のアルプス山脈やイタリア半島中央を走るアペニン山脈では暖かな日差しのなか、スキーシーズン真っ盛りだ。

カルチョーフィがおいしい季節。春のイタリアは野菜が豊富
カルチョーフィがおいしい季節。春のイタリアは野菜が豊富

日中の太陽は厳しいものの、空は高く青く、海の色も美しく輝く。天候が安定しているこの季節は自然のなかで過ごすのが楽しい。バカンスシーズンを迎え、町には観光客が増え、イタリア人の姿は少なくなり、滞在型のリゾートはにぎわいを見せる。

夏の観光時には帽子とサングラスを。夜遅くまで暗くならず得した気分
夏の観光時には帽子とサングラスを。夜遅くまで暗くならず得した気分

錦繍に色づく山々やブドウ畑の景観も心に残る季節。各地ではワインをはじめとする農産物や料理などの感謝祭も開かれる。日中は過ごしやすいものの、朝晩の雨や冷え込みが季節の変わり目を感じさせる。

各地で伝統的な催しが開かれる秋
各地で伝統的な催しが開かれる秋

北部では寒さは厳しいものの、中・南部では雨も少なく安定した季節。澄んだ空気のなか、海岸線や雪を頂いた山々の景観も美しい。夕暮れは早くなるものの、本格的なオペラシーズンが開幕する。

冬のお楽しみはスキー。アルプスの南斜面で日当たりがよい
冬のお楽しみはスキー。アルプスの南斜面で日当たりがよい

イタリアの旅の服装

上記の通り、日本と同じ四季があり、南北に長いイタリアは。エリアごとに必要な服装も変わる。ローマ、フィレンツェなどの中部イタリアを旅行する場合は東京と同じ程度の服装で十分だが、北イタリアに行くときにはやや寒さ対策が必要。とりわけ冬は石造りの建物内部は冷えるため、コートやセーターなどが必携。夏の観光はショートパンツや T シャツでも観光はできるが、教会などを訪れる方は肌が隠せるスカーフや羽織れる上着などを 1 枚持っていこう。ビーチサンダルも教会では不釣り合いなどで避けたい。海岸沿いの町や山岳地帯の付近を旅行する方は風が強いことも考慮してウィンドブレーカーなどがあると安心だ。

ミラノの今週の天気

フィレンツェの今週の天気

ローマの今週の天気

ナポリの今週の天気

べネチアの今週の天気

カプリの今週の天気

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。