“フィリピン最後の秘境”エルニドでアイランドホッピング♪
2024.4.2
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フィリピンの島々は、世界有数の美しいビーチを有するスポットとして知られている。エルニドやセブ島などはシュノーケリングやダイビングに最適で、カラフルな熱帯魚やウミガメと泳ぐ体験はまさに夢のような時間だ。海の透明度は抜群で、クリアな海中世界が広がり、まるで別世界にいるかのよう。特に、フィリピン最後の秘境ともいわれるパラワン島の海は格別の美しさ。ボートツアーで島を巡ってみるのもおすすめだ。美しいサンゴ礁や真っ青な海は、実際に訪れて見てみないともったいない。
フィリピンには、歴史と文化が色濃い都市や町が多い。特に首都マニラでは、現代的なビル群とスペイン統治時代の影響を受けた建造物や町並みが共存している。イントラムロスは城塞都市として栄えた場所であり、歴史好きにはたまらないスポットだ。石畳の道を歩けば、タイムスリップしたような感覚になる。町にはフィリピン独自のカトリック文化も垣間見え、特に教会は圧倒的な存在感。また、夜のマニラも活気があり、ナイトマーケットで地元のグルメや雑貨を楽しむのもいいだろう。
フィリピン料理も旅の楽しみ。シニガンという酸味の効いたスープや、チキン・アドボという甘辛い肉料理が人気。機会があれば試したいのが、レチョン・バボイという子豚の丸焼き。カリカリに焼かれた皮とジューシーな肉は、特別な祝い事には欠かせない料理。さらに、トロピカルフルーツやスイーツもフィリピンならでは。マンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツなど、フレッシュな果物はどれも甘くてジューシー。特にフィリピン産のマンゴーは世界的に有名で、その芳醇な香りと濃厚な味は絶品だ。
フィリピンは、スパやマッサージが充実しており、特にセブ島やボラカイ島などのリゾート地で人気が高い。海の音を聞きながら受けるスパトリートメントは、日常の疲れを癒やし、心身をリフレッシュさせてくれるだろう。特に、伝統的なヒロットマッサージが有名で、筋肉の疲れをほぐし、体のバランスを整える効果があるといわれている。また、都市部のマニラやセブシティには、リーズナブルな価格で楽しめるスパやマッサージも多数あり、気軽に楽しめるのも魅力だ。
海だけでなく、山などの大自然も魅力。特に、ルソン島の町バナウェには2000年以上の歴史があるといわれる棚田があり、ユネスコの世界遺産にも登録されている壮大な景観だ。緑豊かな山の中に広がる棚田は、地元の人々が長い年月をかけて作り上げてきたもので、そのスケールに圧倒されるだろう。登山やトレッキングも人気のアクティビティ。トレイルでは特色ある動植物も楽しめることも。日本とはひと味違う景色のなかで自然との一体感を満喫しよう。
フィリピン共和国
約29万8170平方キロメートル
約1億903万人
マニラ
カトリック教徒が約83%を占める。その他、イスラム教、プロテスタントなど。
国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語と英語。ほとんどのフィリピン人が英語を話せるので、観光地や都市部では言語の心配はほとんどない。
日本からフィリピンへ直行便が運航しており、東京(成田)や大阪(関西)からマニラへの所要時間は約4~5時間。セブなどへも直行便が運航している。
熱帯性気候に属し、1年を通して高温多湿。標高の高いエリアは、季節によっては10度以下まで気温が下がることもある。乾季と雨季がはっきり分かれており、11~5月が乾季、6~10月が雨季。セブには明確な雨季はない。なお、8~12月は台風シーズンなので、最新情報をチェックすること。
都市部と地方ではビジネスアワーに若干の違いがあるが、一般的な営業時間は以下の通り。
フィリピンと日本の時差は1時間で、日本のほうが1時間進んでいる。サマータイムは実施していない。
キリスト教にかかわる祝日が多い。(※)は移動祝祭日で、年によって異なる。
チップは必須ではないが、サービスに満足した場合や感謝の意を示したい場合は、以下を目安に渡すとよい。
水道水は飲用できないので、ミネラルウォーターを購入すること。
ほとんどの商品やサービスには12%の付加価値税(VAT)がかかっている。
都市部でスリや置き引きが発生しやすい。繁華街や公共交通機関を利用する際は、カバンは体の前に持ち、財布や貴重品は分散して持つ。現金は、大金を持つのは避けよう。
18歳未満の飲酒は禁止されている。
メートル法を採用しているが、その他の単位も使われる。長さはフィート、インチ、メートル、ヤード、重さはポンドやグラム、容積はリットルやガロンなど。