【スイス取材日記DAY 3】アートを“ただ見る”では終わらないチューリッヒ美術館
2024.2.2
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チューリッヒの歩き方
チューリッヒは、スイスの経済と文化の中心地であり、美しい自然と歴史的な街並みが調和した魅力的な都市だ。リマト川沿いには、中世の面影を残す旧市街が広がり、石畳の道やカラフルな建物が散策を楽しくさせる。ショッピングなら、ヨーロッパ最長級のバーンホフ通りが人気。チューリッヒ湖では遊覧船に乗り、湖畔の景色をゆったりと楽しめる。美術館や博物館も充実しており、アートや歴史に触れたい旅行者にもおすすめ。多彩なグルメも味わえる、見どころ満載の街。
スイス最大の人口を有する金融ビジネスシティだが、観光スポットが多く幅広いジャンルの博物館展示を見ることができる。チューリヒ中央駅のすぐ北側には国立博物館、トラムやバスに乗ってチューリヒ湖畔まで足を延ばせば、これまでの試合記録を俯瞰できるFIFAミュージアムがある。2021年にはチョコレートの歴史と製造方法の工夫を見ながら試食もできるリンツ・ハウス・オブ・チョコレートもオープンして人気を集めている。
チューリヒ中央駅脇からチューリヒ湖に向かって流れるリマト川両岸の新・旧市街エリアと、再開発が行われた中央駅西部エリアがショッピングの中心地。ナショナルブランドのブティックのほか、間口の狭い専門店まで揃う。散歩しながら立ち寄れば掘り出し物に出合えるかもしれない。スイスブランドの旗艦店から専門ショップまで多種多様なジャンルのショップが揃う町だ。スイスの人気ブランド「フライターグ」の本店もチューリヒにある。
市内を通る鉄道のほか、トラムやバス、急坂を上るケーブルカーなど、さまざまな公共交通機関が市内をカバーしている。一定エリアのトラムやバスを乗り放題で利用でき、割引または無料で博物館に入館できるチューリヒ・カードも販売されている。日本からの直行便が飛ぶチューリヒ空港も、電車を使い市内に10分ほどでアクセスできるほど近い。町の南側に広がるチューリヒ湖では食事を楽しみながら遊覧できる湖船も運航されている。