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フランス・パリのおすすめ観光スポット14選!花の都の豪華絢爛な名所へ

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2024年11月13日
公開日
2024年10月31日
©iStock

パリは「花の都」として世界中の旅人を魅了してやまない。美しい町並み、歴史的な建造物、そして文化の豊かさが、訪れる者すべてに特別な体験をもたらす。このガイドでは、エッフェル塔やルーヴル美術館といった代表的な名所から、オランジュリー美術館やサント・シャペルなどまた見逃せないスポットまで、パリを満喫するための14の必見スポットを厳選して紹介する。どの場所も、それぞれ異なる魅力を持ち、訪れるたびに新たな発見が待っている。パリの魅力を余すことなく楽しみ、旅の思い出を彩るためのヒントをここで見つけてほしい。

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1.エッフェル塔

©︎iStock

パリを象徴するシンボルであるエッフェル塔は、訪れる者を一瞬にしてパリの魔法にかける。その壮大な鉄骨構造は1889年の万国博覧会のために建設され、当時の技術革新の象徴とされた。エッフェル塔の魅力はその美しさだけでなく、そこから望むパリのパノラマビューにもある。エレベーターで上る途中、足元に広がる町並みが徐々に遠ざかり、目に入る景色が次第に広がっていく瞬間はまさに圧巻だ。最上階からは、セーヌ川、シャンゼリゼ大通り、そしてパリの名所が一望でき、息をのむような光景が広がる。

エッフェル塔の詳細情報

エッフェル塔(パリ)

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住所
5, av. Anatole France 7e
URL
https://www.toureiffel.paris/

2.凱旋門

パリの中心に位置する凱旋門は、フランスの誇りと栄光を象徴するモニュメント。ナポレオン・ボナパルトが1806年に建設を命じたこの門は、オステルリッツ戦いでのフランス軍の勝利を記念するもので、パリの主要な通りが放射状に広がるシャルル・ド・ゴール広場に立っている。その巨大なアーチには、歴史的な戦いの場面が彫刻され、フランスの歴史を物語る一方で、足元には無名戦士の墓があり、毎晩燃え続ける「永遠の炎」が戦争で犠牲となった兵士たちへの敬意を表している。凱旋門周辺には多くの高級ブティックやカフェが並び、ショッピングや食事も存分に楽しめる。

凱旋門の詳細情報

凱旋門(エトワール凱旋門)

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住所
Pl. Charles de Gaulle 8e
URL
https://www.paris-arc-de-triomphe.fr/

3.ノートルダム大聖堂

©︎iStock

セーヌ川に浮かぶシテ島にそびえ立つ、ゴシック建築のノートルダム大聖堂。800年以上の歴史をもつこの大聖堂は、フランスの宗教と文化の中心として多くの歴史的出来事を見守ってきており至宝ともいえる。壮大な尖塔や、美しいバラ窓、そして無数の彫刻が施されたファサードは、訪れる者を時空を超えた旅へと誘う。内部に入ると、天井の高さとステンドグラスの光が作り出す神秘的な空間が広がり、宗教的な静けさと美が心を癒やしてくれる。2019年の火災で大部分が焼失したが、その再建への取り組みが現在も進行中で、歴史的な価値を維持しつつ、新たな命を吹き込まれようとしている。

ノートルダム大聖堂の詳細情報

ノートルダム大聖堂(パリ)

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住所
6 Parvis Notre-Dame 4e
URL
https://www.notredamedeparis.fr/

4.シャンゼリゼ大通り

©︎iStock

パリの中心を貫くシャンゼリゼ大通りは世界で最も美しい通りとも称され、その名にふさわしい華やかさを誇る。凱旋門からコンコルド広場まで約2キロにわたり続くこの大通りは、ブランドショップやレストラン、劇場が軒を連ね、常に多くの観光客とパリジャンでにぎわっている。シャンゼリゼ大通りのもうひとつの魅力は、その歴史的背景にある。もともとはルイ14世の庭師によって造られた庭園が発端であり、歴史とモダンな都市文化が融合した場所として、パリの象徴ともいえる。

シャンゼリゼ大通りの詳細情報

シャンゼリゼ大通り

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5.サクレ・クール聖堂

©︎iStock

モンマルトルの丘の頂上にそびえるビザンティン様式のサクレ・クール聖堂は、パリの街を見下ろす静寂の聖地。高さ、奥行きともに80m以上と大きく、白いドームが特徴的で晴れた日にはその姿が青空に映える。この聖堂は、1871年のパリ・コミューンの後に建設され、パリ最大級のモザイク「キリストの栄光」が訪れる者に感動を与える。聖堂周辺のモンマルトル地区はアーティストたちが集うエリアでもあり、散策しながらアートや文化に触れることができるのも魅力だ。

サクレ・クール聖堂の詳細情報

サクレ・クール聖堂

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住所
35, rue du Chevalier de la Barre 18e
URL
https://www.sacre-coeur-montmartre.com/

6.パレ・ガルニエ(ガルニエ宮)

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パリのオペラ座として知られるパレ・ガルニエは、19世紀のフランス建築の傑作であり、パリの華やかな文化を象徴する存在。19世紀後半にナポレオン3世による大規模なパリの都市改造計画の一環として建設を命じられた建物だ。豪華絢爛な内装と、天井画『夢の花束』のシャガールの絵が観客を魅了する。内部に足を踏み入れると、金箔で飾られた階段や、壮大なシャンデリアがまず目に飛び込んでくる。座席から見上げる天井画や、豪華な装飾が施されたバルコニーは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を呼び起こすだろう。

パレ・ガルニエ(ガルニエ宮)の詳細情報

パレ・ガルニエ

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住所
Pl. de l’Opéra 9e
URL
https://www.operadeparis.fr/

7.ルーヴル美術館

©︎iStock

世界最大級の美術館として名高いルーヴルには約3万8000点の作品が展示され、古代エジプトから19世紀までの幅広い芸術作品を堪能できる。ただそのスケールの大きさゆえ、1日ではとても全てを見尽くすことができないので、訪れる際は事前に見たい作品やエリアを決めておくのがおすすめ。館内に1歩足を踏み入れると、モナ・リザやミロのヴィーナスといった世界的名作が次々と現れ、時を忘れて見入ってしまうだろう。実はルーブル美術館は中世の要塞として始まり、フランス王家の宮殿としても機能していたため建物自体が歴史的価値をもつので、あわせて鑑賞しよう。

ルーヴル美術館の詳細情報

ルーヴル美術館

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住所
Musée du Louvre 1er
URL
https://www.louvre.fr/

8.オルセー美術館

©︎iStock

セーヌ川沿いに位置するオルセー美術館は、19世紀から20世紀初頭の芸術作品を中心に展示する美術館。かつては鉄道駅だった建物を利用しており、その高い天井や大きな時計が印象的だ。特に印象派のコレクションが豊富で、モネ、ルノワール、ゴッホなどの名作が一堂に会する。展示品は絵画だけでなく、彫刻や家具、写真など多岐にわたり、芸術の多様性を感じることができる。

オルセー美術館の詳細情報

オルセー美術館

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住所
Esplanade Valéry Giscard d’Estaing 7e
URL
https://www.musee-orsay.fr/

9.オランジュリー美術館

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オランジュリー美術館は、印象派の絵画を愛する者にとっては聖地ともいえる場所だ。館内に足を踏み入れると、モネの「睡蓮」が広がる楕円形の部屋が訪れる者を迎える。自然光を巧みに取り入れたこの空間は、絵画そのものと一体化するような感覚をもたらし、きらめく水辺を歩いているような気分になる。モネの他にも、ルノワールやセザンヌ、ピカソの作品が所蔵されており、絵画史に名を残す巨匠たちの作品をじっくりと鑑賞できる。

オランジュリー美術館の詳細情報

オランジュリー美術館

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住所
Jardin des Tuileries 1er
URL
https://www.musee-orangerie.fr/

10.サント・シャペル

©︎iStock

セーヌ川のシテ島に位置するサント・シャペルは、13世紀に建設されたゴシック建築の教会で、内部を飾るステンドグラスは世界的にも類を見ない美しさ。サント・シャペルは、フランス王ルイ9世がキリストの聖遺物を納めるために建てたもので、その壮麗さは当時のフランス王室の権威を象徴している。シャペル内部の繊細な装飾や彫刻も見どころで、ゴシック様式美しさが詰まっている。15の窓のステンドグラスに描かれた1113景もの場面を辿るのは大変だが、創世記のアダムとイヴの物語くらいは見てみたい。

サント・シャペルの詳細情報

サント・シャペル

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住所
10, bd. du Palais 1er
URL
https://www.sainte-chapelle.fr/

11.アンヴァリッド

©︎iStock

黄金のドームがひときわ目を引くアンヴァリッドはもともとは退役軍人のために建設された施設だった。黄金色に輝くドーム教会の地下祭室中央はフランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの墓となっており、多くの訪問者が敬意を表しにやってくる。また、館内には軍事博物館が併設されており、フランスの軍事史に関する貴重な展示物が並んでいる。

アンヴァリッドの詳細情報

アンヴァリッド

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住所
Esplanade des Invalides 7e
URL
https://www.musee-armee.fr/

12.コンコルド広場

©︎iStock

パリの中心に広がるコンコルド広場は、都市の喧騒を忘れさせる広大な空間だ。ここは、かつてフランス革命の舞台となり、歴史の重要な瞬間を見守ってきた場所でもある。現在では、エジプトから運ばれたオベリスクが中央に立ち、広場全体に威厳と静けさをもたらしている。四方には壮麗な建築物が並び、パリの大都市としての風格を感じることができる。

コンコルド広場の詳細情報

コンコルド広場

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13.(郊外)ヴェルサイユ宮殿

©︎iStock

パリ市内から1時間ほどで到着するヴェルサイユ宮殿は、フランス王政時代の栄華を物語る豪華な宮殿。ルイ14世によって建てられたこの宮殿は、その壮麗さで世界中の王宮の模範となり、フランス革命の舞台ともなった歴史的な場所だ。ヴェルサイユ宮殿の最大の見どころは、王族の結婚式の際の舞踏会場などの華やかな祝典の舞台となった華やかな鏡の回廊だ。357枚の鏡が並び、光が反射してきらめく光景はまさに息をのむほど美しい。また夏には、広大な庭園にある噴水と音楽やイルミネーションを合わせた夜の大噴水ショーが行われる。

ヴェルサイユ宮殿の詳細情報

ヴェルサイユ宮殿

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住所
Place d’Armes 78000 Versailles
URL
https://www.chateauversailles.fr/

14.(郊外)モン・サン・ミッシェル

©︎iStock

パリ郊外、ノルマンディー地方に位置するモン・サン・ミッシェルは周囲1km、高さ約80mの小島。その姿は潮の満ち引きによって陸と海に変わり、訪れる時間帯や季節によって異なる表情を見せる。一本道のグランド・リュを辿っていくと、海上に浮かぶ幻想的な修道院にたどり着く。尖塔に置かれた大天使ミカエルの像も眺めながら階段を上ろう。修道院内部にはゴシック様式の美しい礼拝堂や、修道士たちが祈りを捧げた静かな回廊が広がり、訪れる者を中世の世界へと誘う。

モン・サン・ミッシェルの詳細情報

モン・サン・ミッシェル

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住所
50170 Le Mont-Saint-Michel
URL
https://www.abbaye-mont-saint-michel.fr/

まとめ

パリは、1度訪れるだけではその魅力を語り尽くせないほど豊かな文化と歴史をもつ町だ。エッフェル塔の下で見上げる夜空、ルーヴル美術館で触れる芸術の歴史、そしてシャンゼリゼ大通りで感じるパリジャンの生活。どのスポットも、パリの個性を深く知る手がかりとなる。光の都パリを歩き回り、心に響く瞬間を見つけてほしい。この町は、いつでも新たな発見と驚きを用意している。時間が許す限り、できるだけ多くの場所を訪れ、その魅力を肌で感じてほしい。

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