タイムズスクエア

世界のショービジネスの中心地

更新日
2023年8月31日
公開日
2022年10月6日

マンハッタンの中心、ブロードウエイから7番街と42丁目から47丁目が交差するあたりがタイムズスクエア。1980年代には「犯罪の巣窟」「怖くて危ないエリア」などと呼ばれた暗い時代が続いた。しかし、1994年からNY市長を務めたジュリアーニの浄化・再生計画により変貌し、風俗のネオンは、エンターテインメントビジネスの輝きに代わった。道を行き交うあふれんばかりの人々や、色とりどりの看板のネオンサインがひしめき合う風景はもうおなじみ。お目当てのミュージカルを観劇しようという観光客で毎日にぎわう。

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大作から実験作まで。ブロードウエイで極上のエンタメを堪能

ピュリッツァー賞まで受賞した『ハミルトン』や、映画『ラ・ラ・ランド』の効果もあって、今は空前のミュージカルブーム。ブロードウエイでも、新作が続々と登場しています。ブロードウエイとはタイムズスクエア周辺の500席以上の劇場で上演される作品のことで、舞台美術や衣装も豪華な大作が中心。常に50以上の作品を上演中で、その大半はミュージカルですが、『ハリー・ポッターと呪いの子』のように演劇も含まれます。何を見るか迷ったら、まずは天才演出家ジュリー・テイモアの『ライオン・キング』や、ミュージカルの王道をいく『ウィキッド』、一昨年30周年を迎えた『オペラ座の怪人』がおすすめです。

また、映画やテレビで活躍する俳優がブロードウエイに出演することもあるので要チェック。2023年はヒュー・ジャックマンとサミュエル・L・ジャクソンが話題。こうした有名俳優も、終演約10分後には劇場横のステージドアから出てきて、気軽にサインや写真撮影に応じてくれるので、ファンの方はぜひ! 一方、499席以下の劇場で行われるオフ・ブロードウエイには、前衛的で実験的な作品が多いのが特徴。人気沸騰の『スリープ・ノー・モア』やロングラン中の『ブルーマン・グループ』、『ストンプ』などもこちらのカテゴリーに入り、刺激的で斬新なステージを楽しむことができます。

タイムズスクエアが歩行者天国に

交通渋滞や接触事故を減らすことを目的に始められた。42nd St.〜47thSt.と33rd St.〜35th St.のBroadwayの道路が車両進入禁止となっている。チェアが置かれ、くつろぎのスペースに。24時間オープン。

着ぐるみには要注意!

タイムズスクエアでは着ぐるみに注意しましょう。ミッキーマウスやハローキティなどのかぶりものが近づいてくるが、うっかり撮影すると(自分とのショットじゃなくても)高額なチップを要求される。近づかないのが賢明。

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