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町の東南の丘の斜面に位置し、フィレンツェの展望台として名高い。駅から広場へ向かうバスの車窓には緑が広がり、一瞬森に入ったような気分にさせてくれる。開けた広場の眼下には、アルノ川に二分されたバラ色の町並みが広がる。ドゥオーモのクーポラ、ジョットの鐘楼、ヴェッキオ宮殿、ポンテ・ヴェッキオ、サンタ・クローチェ教会などのすばらしいパノラマが楽しめる。広場の中心に立つのは、フィレンツェ共和国の正義のシンボルであるミケランジェロの『ダヴィデ』像(オリジナルはアカデミア美術館蔵)だ。
広場周辺には教会や公園などが点在し、豊かな自然が残されている。フィレンツェにいながらにして、トスカーナの田園気分が味わえるのでそぞろ歩きも楽しい。
ミケランジェロ広場へはS.M.N.駅前のバス停からバス12番で。10~15分間隔で所要20~30分。12/24夕方、12/25、1/1など、バスは短縮運転になる場合があるので、帰りの便の確認を。
町の中心から徒歩で向かう場合は、グラツィエ橋Pontealle Grazieとサン・ニッコロ橋Ponte S.Niccolòの間のポ
ッジ広場Piazza G.Poggiからポッジ通りViale G.Poggiの坂道を上がろう。この場合は足元はしっかりした靴で。